よくある勘違い。

前に『題名のない音楽会』にジョン・健・ヌッツォが出演していたんですが(残念ながら『新選組!』のテーマは歌いませんでした)テレビの中に出ていたのは私の思っていたジョン・健・ヌッツォとは全くの別人でした。
私の知ってるジョン・健・ヌッツォはこんな顔じゃない!?とかなり驚いたんですが・・・・・・・よくよく考えてみたら、私の描いていたヌッツォの顔は錦織健でした。
よくある・・・・・・勘違いですよね?

カミングアウト。

私が一番好きな日本の俳優さんは何と塚本高史君です。わ、若っ!!ああ・・・・なんてミーハーな・・・・こんな自分がお恥ずかしい。
でも、顔はそんな好きじゃないんですよ。凄く言い訳がましいけど。
カッコイイとは思うんだけど、顔は全然好みではないんです。私の好みの顔はこういうキツい綺麗系な顔ではなくて、もっと薄くて優しい面差しの顔なんです。
あ、嵐の二宮和也君みたいな顔だ!(笑)二宮君も大好きなんですけどね〜〜凄く自然な良い芝居する人で。

塚本君の何がそんなに好きなんだろうなと考えると、あの明るい真っ直ぐなキャラクターにあるんだろうなぁと思います。羨ましいぐらいに突き抜けた明るさが画面から滲んでるんですよね。それが見てて気持ち良いんです。
あと清潔感かな。
この人はきっと家庭円満に育って色んな物に恵まれてるから、人の事を妬んだり恨んだりした事があんまり無いんだろうなぁという人間的な清潔感を感じます。
そういうキャラクターの人は他にも居ると思うんですが、彼の場合はあの悪そうな顔でそういう可愛らしさを持っているというギャップが堪んないだろうなと思います。
だからどんな役演じても塚本君だと可愛く見えちゃうんですよね。そこが好きです。

同じような理由で長瀬智也君も大好きです。(笑)
そんな2人が共演する『タイガー&ドラゴン』はもう大変な事ですよ。盆と正月が一緒に来たみたいな・・・・・ああもうオバハンは表現まで古いよ。

『Mの悲劇』第4話。

美沙の復讐の理由の全貌が明らかになった訳ですが、やっぱり全部分かっても大した事無かったな。
衛に対して復讐心を持つ美沙の気持ちは分からないでもない。でも、この『分からないでもない』っていう中途半端さが面白さを薄くしてんじゃないかな?
どうせ作り物なんだから、復讐の理由は誰しも「そりゃ、復讐もするわ」と同調出来るものか、それか「ありえねぇ」と全く同調出来ない理不尽なものか、極端な方が面白かったように思います。まぁ、このドラマにとっては美沙の復讐の理由なんぞは大したこっちゃ無いのかな。
このドラマの見所はゴロちゃんの滑稽なまでのうろたえっぷりなのかな。どこまでも怪しい蔵の介&妖しい成宮君を楽しむべきなのかな。

Mの悲劇』の1話を見た時に、韓国映画の『オールドボーイ』をモチーフにしたのかと思いました。主人公が全く理由の分からない事で全く知らない相手からとんでもない復讐をされる・・・・というのは『オールドボーイ』に凄く似てます。
この映画は復讐の凄まじさに対してその理由の呆気無さ、理不尽さ。しかし、その理不尽な復讐者の悲痛さが分かる所に面白さがあったんですよね。
オールドボーイ』と『Mの悲劇』を比べるのもあれなんだけど・・・・似たモチーフで凄く面白い作品を観た後だから余計に退屈に感じるのかもしれませんね。でも、『オールドボーイ』はとても日曜日の9時で放送出来るような話じゃないから、比べるのが間違いってもんだ。

美沙の復讐って題材だけなら、ワンクールも持たせるのは辛いかなぁ。どういう方向に向かうんだろう?このドラマ。
まさか途中からゴロちゃんとハセキョーの恋愛になったりして?見たくないような見たくないような。