[ガンバレ日本]大震災から一ヶ月が経ちました。

あっという間の一ヶ月だった気もするし、ここまで長かった気もします。現状では被災地はまだまだ手付かずであの時と殆ど変わっていないと聞きます。先の見えない不安に多くの人が晒されている中での震度6級の余震の数々。神様、これ以上いじめないで下さいと思わずにいられない。でも、これが日本という国なんですよね。こんな地震大国に沢山の人が住んで生きているのが日本。恐ろしい地震や台風、沢山の自然災害に見舞われるけれども、自然に恵まれていて綺麗な水にも恵まれている国です。
これだけの地震や余震に合ってもあれだけ多くの建物に被害が無いというのも日本だけかもしれません。忘れかけられていますが、3月15日には静岡東部で震度6強の地震がありました。しかし、驚くほど被害がありませんでした。あっという間に停電は解消されてあっという間に新幹線が走りました。こんなの世界のどこ探しても日本だけじゃないでしょうか。まぁ、静岡は地震に対しての備えや避難訓練等、県民の地震への意識が高いというのもあるでしょうけど。それは今回の津波に襲われた三陸沿岸の方々にも言えるんですけどね。ただ、あまりに桁外れの災害でした。この津波や大地震が首都東京や大阪に来たらと思うと恐ろしいです。特に大阪は阪神・淡路大震災の被災地でもあるのに、地震に対する防災意識が低過ぎるような気がします。色々と政治的取り引きや画策するのも必要ですが、橋下徹にはそこも頑張って頂きたい。この防災意識が高まってる今だからこそなんです。石原都知事は危機管理に長けてる方なので、この時期に再選出来たのは大きいでしょう。けど、この人はホント口には気を付けて欲しい。悪意あるマスコミに悪意ある編集されて足元掬われるぞ。でも、パチンコいらねはよくぞ言った。
この震災で多くの人が亡くなりました。本当に沢山の人です。まだまだ多くの行方不明者もおられます。まだその数は増えるかもしれません。それでも、日本だったからこの被害で済んだという諸外国の声は少なくありません。その防災意識の高さは誇っていいと思います。でも、今よりももっと意識を高く持たなきゃいけないのが、この自然災害大国である日本という国に暮らして行く私達のこれからの課題なんじゃないでしょうか。原発でも何でも完全なる安全なんて存在しないんです。安全という物に神話なんてありません。神様が安全を決めるなら地震も災害も起こりません。でも人間にも限りなく安全に近付く事は出来る筈。それを一番優先しなきゃいけなかった原発で全く出来ていなかった事実。あまりにお粗末な安全神話。今回、明るみになった問題の重要性は計り知れません。原発無くせとは言わない。でも、災害やトラブルに備えて二重にも三重にも安全装置を設けた上で、何か起こった時の最悪を想定してのあらゆる準備を出来ないのなら無くすしかない。限りなく安全に近いと言えるものでないと、廃炉にするのに何十年も掛かって莫大な費用の掛かる原発を稼動するなんざ、あまりにリスクの方が大きいじゃないか。

この地震は沢山の事を教えてくれました。ずっと大事にしなきゃと思います。そして一日も早い復興を願って国民一丸となって、まずは一人一人が何をやれるか考えて実行して行きましょう。まずは統一地方選挙で民意が見えました。良かった。