『ごくせん』第4話。

ここにきてもうネタ切れかな。
今日の話はあまりにつまんなくて驚いた。そして小栗旬君出演の『古都』をこんなモン見ててすっかり見忘れてた事にショック・・・しまったしまった。取り合えずは小栗君をチェックの為に一時間は流し見で見て、あとは再放送を待とう。

中学生の教師があまりにステレオタイプな『嫌な先生』だったのが不快だったのか、あんなぐらいで簡単に退学騒動になってしまう学校の描き方が嫌なのか、メインの速水もこみちの演技が見ていて辛かったのか(あんまり演技云々は言いたくないけど、ちょっと酷過ぎない?彼)
などと、書き出してて気付いたけど、これが『ごくせん』なんだよね。ステレオタイプな人間ばっかじゃん。いつものパターンの繰り返しに過ぎないんだけど、今日は全然乗れなかったなー。今日は色んな映画観過ぎたせいかな。
今日の話って面白かった?速水もこみちファンはキャーキャーと見れるかもしれんけど。

1話、2話まで続編でも『ごくせん』は『ごくせん』だと好意的に見れたんだけど、3話とこの4話で「またこのパターンか」って思いが強くなってきたんですよね。
いや、パターン化っていうのは全然悪くないと思うんですけどね。よくこの作品を『水戸黄門』と評しているのを見るけど、なかなか的を射てる表現ですよね。ヤンクミがメガネを取って束ねた髪の毛を解くのが『印籠』になるのかしら。いや、「担任の先生だよ」か。

パターン化というのには、個性的なキャラクターというのが必須だと思います。『水戸黄門』だったら、黄門様の他に助さん、角さん、うっかり八兵衛風車の弥七、お銀・・・・・と。このキャラクターが動いてるだけで、『水戸黄門』の世界が確立する。
で、『ごくせん』
今の所、黄門様(ヤンクミ)以外に個性的なキャラが動いていない気がします。生瀬勝久の教頭なんて良いキャラで前作に引き続き出演なのにあまり生かされてないような。あと、個性的な極道一家の人達も出演が少なくて寂しいな。
いや、まぁこの人達なんかはドラマのスパイス的存在なんで、そんなに多く出演するキャラじゃないんだろうけど、他に思い入れを持てるキャラが居ないんですよね。だから、思い入れを持てる人の出演を多く望んでしまう。新作になって面白いのは東幹久の先生ぐらい?
生徒達にいまいち個性を感じなくて、どれも一緒に見えちゃうのがな〜。5人グループがメインみたいなんだけど、その1人1人に形容詞が付けれないんですよね。「クール」とか「熱い」「面白い」とか。

もっと話が進めば個性が出るのかな?う〜〜ん・・・・でも、今の気分は2、3回見忘れてもいいやって感じだぞ。
前作の時の沢田慎の存在感は大きかったなぁ。松本潤君は『東京タワー』でもなかなか良かったですよ。