『救命病棟24時』第4話。

あれ?まだ4話・・・・・?という事は、まだ最低でも7話は残ってるんだよね。でも、人間関係はサクサク解決、その割には状況は何も進展してないってのは、ドラマ的にそんなんでいいのかな?なーんか流れ作業なんだよねぇ・・・・。

これからの見所は悪代官・仲村トオル様がどんなベタな改心の仕方をするのかと、ダーク部分担当の日比谷医師がいつまでダークでいてくれるかぐらいなのかな。
私の大のお気に入り小栗旬君は居るだけで可愛いんだけど、彼絡みのエピソードは面白みが全く無さそうだし・・・・『救命病棟24時』に彼が出ると知った時の喜びを返して欲しいわ。もー大泉洋とセットでどれだけ興奮した事か。

しっかし、回を増す毎に緊張感が無くなるなぁ・・・・タイトルにまでなってる『救命』ってテーマが薄れて行くなぁ。いや、『救命』な人はてんこもりに出て来るんだけど、緊迫感が無いせいで、見てる方に伝わって来ないんですね。迂闊な行動取る人がやたら多いし。
恋人が怪我してんのに、全く病院から動こうとしない松嶋もどうかと思うし、大怪我してんのに病院を出て行く石黒賢も何やってんだよと。で、そんなバカな恋人に呆れたのか、松嶋菜々子はそれほど心配してるようにも見えず。探したれよ。


初回の大地震のシーンは頑張ってたのになぁ。あれ、テレビドラマの予算内で精一杯の事してたと思うよ。意気込みは感じたもん。それが今、この体たらく。
なんか、こんな感想を感じたドラマが前にあったなぁ・・・・あ、あれだあれ。『ファイアーボーイズめ組の大吾〜』だ。
あれも初回は気合い入ってたんだよ。良くあるストーリーだったんだけど、その気合いに期待したんだ。・・・・けど、2話からあっという間に面白くなくなってさ。あれはクソドラマって言っていいんじゃないかなー。あんなドラマを全部見てしまった自分が悔しい。


おっと、話が逸れましたが、まーこのドラマの面白く無さの原因の90%は松嶋菜々子様にあるんじゃないでしょうか。いや、実質はそんなに松嶋菜々子に原因は無くても、そのぐらいに感じてしまうんですよね。

『救命病棟24時』の第2シリーズが凄く好評だったのに、そのキャストを入れ替えて、今までのシリーズと全く違う大それた地震モノのストーリに変わってしまったのも、松嶋様の復帰作として、このドラマが選ばれてしまったから。なんて感じてる人は多いと思います。私もそう思っちゃうもんなぁ。
初回のオープニングで江口洋介と一緒に並ぶ松嶋菜々子を見て、そんなに主役やりたいんなら、他の新しいドラマで単独主役になれよーとまで思ってしまいましたもの。
4話での進藤先生が「小島を見習え」みたいなセリフなんて、松嶋が脚本家に無理矢理書かせたんじゃないか?とまで思っちゃいましたもの。進藤先生ってあんな事言うキャラだったっけ?つか、石黒賢の所に行けっつって散々、急かしてたじゃんか。


今、ドラマが面白く無い事で、そんなドラマが復帰後、第1作な松嶋菜々子の価値は下がってると思うんだな。
地震の中、人助けに奔走する救命医師って役は彼女には荷が重すぎたかな。
このままじゃ松嶋菜々子にとっても、『救命病棟24時』というドラマにとっても、散々な結果に終わりそうですね。