『わかば』第114話。

塚本君が出るからって、久し振りにこの一週間は全部観たんですが、この5話やそこら見ただけでも十分つまんないドラマって分かるなぁ。
私が見るのを止めたのは昨年のクリスマスの若葉と雅也のエピソード辺りかな?
始めは凄く面白いドラマだったんですよ。心理描写も丁寧でした。宮崎の人々の素朴さも良かった。
今はもう見る影も無いけどね。
たった4回観ただけでも綻びだらけだなー。今日、一番「うわー」と思ったのは、雅也が詩子に神戸に来てくれって言う所。アンタ、その前の日に、「無理して来んでもえぇと思てます」って詩子に言っとったやないかー。
まぁ、意見が変わるのはいい。誰でもあることだし。でも、昨日言ってて、今日ってのがやっぱり引っ掛かる。なんでそんなに性急に事を進めたがるのかな?と。木之下さんの回想「ゆっくり心を溶かして〜」は何の為に出てきたんだい。

何事も性急過ぎなんですよね。神戸に行って一年足らずで結婚したりするのもどうかと思うし。あと、「●●が●●してた」と言葉で済ませ過ぎだし。このドラマこんなんばっかり。話に厚みが無いんですよね。
肝心のヒロインと相手役が一番好きじゃないってのもなぁ。
今は若葉は嫌いだし、雅也に至っては気持ち悪いとすら思っています。
あんな詐欺師みたいな男嫌だ。姜君には申し訳ないが生理的にダメなタイプです。

塚本君が演じてた準一君も、まだ付き合ってもないのに、突然プロポーズしたり、いきなり若葉に「笑顔じゃない若葉は好かん」と怒り出したり・・・・文字で書くと「なんじゃコイツ」と訳分からんキャラでした。箇条書きにすると雅也より気持ち悪いキャラかもね。
でも、塚本君特有の可愛らしさで、準一は随分と好印象に見えたのでは?
突然のキスシーンなんかも、本来あんな事する男を私は「気持ち悪っ」と思ってしまうんだけど、準一は表情も仕草も可愛かったしね。爽やかで良かった。


今日の準一君は髪の毛も伸びて、前とまるで別人のようになってました。準一君だけ時が経ってるんだよね。それも違和感。
しかもどこの誰だか知らない女と結婚するって?お見合いだってさー。大学卒業して1年という事は23歳・・・・何時代だ。
結局、引っ張るだけ引っ張った割には、大した事言う訳でもなく、ただ「オレは他の人と結婚して幸せになるからもう出てこないよ」と宣言する為だけに出てきたに過ぎなかったですね。来週の結婚式には出てこないんですもんね、準一。おいおい。

まぁ、最後まで爽やかな塚本君見れたからそれで良かったかな。今日の準一君は時が経ってるのに、逆に若返って高校生みたいでした。可愛かった。
このドラマの収穫は塚本君の宮崎弁かな。
とても自然でした。今日見てもやっぱり自然でした。