『あずみ2』と『ローレライ』

なんでカテゴリーがテレビかというと、この2作品は大いにテレビ局が制作に関わっているから。『あずみ2』はTBS、『ローレライ』はフジテレビ。この2局が時期を同じくして大作を公開するのが、両者の違いをより浮彫りにしてて面白いかなと。両者の違いとは分かり易く言うと、宣伝の上手さと下手さ加減。

常々、TBSは宣伝下手だなと思っていたんだけど、この前の水曜プレミア『あずみ』の放送については呆れてしまった。上映時間を30分も削るとはね。元々、訳の分からん作品が完全に意味不明になっていました。続編が直後に公開されるのに、あのやる気の無さは何だろう?いや、確かに全部放映した所で駄作は駄作だと思うけどさぁ。それにしても。
それで確信したんだけど、TBSは宣伝が下手なんじゃなくて、自局の作品に愛が足り無さ過ぎるんじゃないかな、なんて。何だろう?勝手なイメージかもしれんけど、TBSでヒットしたもんって、作品の自力でヒットしたとか、確実にヒットするに決まってる(例えばセカチュー)ってものばかりな気が。昨年ヒットした『今、会いに行きます』も公開してから、しばらく経ってから口コミでヒットしたような印象受けます。あれってTBSの土井さんが監督した作品だよね。なのに、いーっこもTBSで番宣やら見なかったような。
私はフジテレビの過剰な宣伝宣伝のやり方は好きじゃないんだけど、でも、自分達の仲間の作品を、フジテレビの作品をフジテレビが応援せんでどうするんじゃい!と言われたら、そうだよねと頷くしかないなと。

フジテレビなんて番宣に番宣を重ねるから、凄い作品の情報に触れる機会が多くって、動員数が少なくても、ヒットしてるって勘違いしちゃうもんね。そのやり口も好きじゃないけど、まだ、納得は出来るかな。一種、洗脳のような。(笑)
まぁ、効果的に宣伝出来る媒介がフジには多いからね(めざまし、いいとも他バラエティー)そんなフジとTBS比べるのもどうかと思うんだけど、TBSに好きな作品が多い私にはもどかしいんですね。