『H2』 第8話。

見てるんだけどね。段々、どうでも良くなってきたなぁ。だから、今頃になってのたくらと感想を書いてるんだけども。響鬼以外で真面目に見てる連ドラってこれと『救命病棟24時』ぐらいだから、ちゃんと感想を書きたいんだけど、心はすっかり春に飛んでおりますのよ。
今更なんだけど、私、あだち充のマンガって好きじゃないんですよね〜。本当に今更だけど、改めて気付いた。(笑)
それはきっと、主人公の人間味が薄いからだと思うんですよね。淡々としてるというか何考えてるか分からないというか。あだち充のマンガで主人公やヒロインが感情を昂ぶらせてるのをあんまり見た事ないんだけど。取り乱してる姿なんて今まであったかな。だから醜くもなければ、温かみも感じない。そこがあだち充の魅力なのかもしれないけど、私はそういうのあんま好きじゃないです。あだち充の書くヒロイン像っていつも同じだもんね。まぁ、そこが持ち味なんだろうけど。絵についてはノーコメント。

話をドラマに戻すと、ヒロにしても、英雄にしても、挫折を味わうのが、いっつも怪我なんですよね。もーいいよーそれ。飽きたって。天才は天才のまんま描きたいんだろうけど、キャラクターに人間臭さが無いから薄っぺらに感じてしまいます。あと、このドラマは30巻以上もある原作の全てをやるつもりなのかな。野球シーンが少ないから、それも可能なんだろうけど、話がバッタバタ先に進んで、セリフとテレビに映るほんの一瞬だけの映像で状況を片付けられてしまうので、すっごい雑に感じます。その割に恋愛部分はのっそり牛歩に進んでいってますけどねー。
ここまできてまだ、英雄の凄さは言葉でしか語られてない。試合シーンは常にダイジェストですよ。一瞬ですよ。熱闘甲子園のがまだ試合シーンありますよ。最終話はきっと、ヒロVSヒデちゃんなんだろうけど、あんまり盛り上がらないだろうな。ヒロの凄さは嫌ってほど分かるんだけどねぇこのドラマ。ヒデちゃんの扱いが不憫でならないです。