『木更津キャッツアイ』続編映画製作決定。

気が付いたら、1週間以上日記を書いてなかった・・・・・・・書きたい事が多過ぎて、何から手を付けたらいいのか分からない状態でアワ食ってたら、こんな事に。溜めたもんを消化したいのに時間が無いのって辛いなぁ。
しかし、この『木更津キャッツアイ』の映画化(2度目だけど)については書かねばなりません。私の一番大好きなドラマの映画化なんですもの。本当に本当に大好きなドラマなんです。ドラマのDVD−BOXも持ってます。勿論、日本シリーズのDVDも。関連の雑誌やグッズも一杯買いました。映画化の時は遠い遠いぶっさん展にも行きました。ついでに木更津のロケ地巡りもしました。ホテル銀河に泊まったんですよ。ちょっと自慢?(笑)すっごい楽しかった。
実は、映画化の噂はちょっと前から知ってました。ここ、1、2週間はかなり確定に近い情報を聞いていたので、ドキドキしっ放しでしたよ。もうね、すっごいもやもやしてたの。(苦笑)関東の再放送の時に何かしらのリアクションがあるだろうとも大体分かってました。物凄く敏感な内容なので書けませんでしたけど。
映画化が確定するまでは、正直、続編に対して微妙な気持ちがあったんですよね。観たいけど観たいけど不安も一杯で。でも、いざ、続編確定の報告を受けて、ニュースのキャッツやクドカンのコメントを読んだら、なんか物凄く楽しみというか、素直に喜んでる自分がいてちょっと驚いてたりします。今、すっごい映画が楽しみなんですよ。何だろう?もうどんなんでも木更津キャッツアイっていうんならいいやって。決して投げ槍な意味でなく。
何でかな〜〜?前の映画化の時は、ちょっとでもドラマと違ってる部分があったら、それが凄く嫌だったんだけど(それこそ、アニの髪型1つでも「ダサくなくって嫌!」とか過剰に反応してました;)今回の映画はドラマと全然違っててもいいやって思うんですよ。うーん、うっちーがモヒカンでなくてもいいし、マスターの頭が爆発してなくてもいいし。アニが金髪じゃないのは想像つかないけど、それもまぁいいや。ぶっさんが男前ーな髪型しててもいいよ。バンビの首が太くてもいいさ。(ゴメン)何故かっていうと、クドカンが「大人になったキャッツ」って書いてたから。例えばうっちーがモヒカンになってないのはそれは大人になったって答えなんだろうし。そういうもんならいいや。
あと、『完結編』って言葉に安心したのもあるかな。これはファンとしては凄い寂しい事ではあるんだけど、この『完結編』って言葉に安心したのも事実。だって、これから月日が経ったら物理的に続編を作るのが無理になるじゃないですか。皆、年を取っちゃう。でも、キャッツアイの場合は、ぶっさんが生きてた時代っていう年代制限があるから、今のキャストでやるのはもう限界に近い状態だし。他のキャストでは木更津キャッツアイじゃないしね。こんなドラマで、『完結編』なんて銘打って新たに作品を作ってくれるなんて物凄く幸せな事なんですよ。キャッツのファンって凄く恵まれてると思う。

私、『木更津キャッツアイ日本シリーズ』って映画凄く好きなんですよ。映画館に何回も観に行きました。えーもう、何回も何回も。面白かったー笑った笑った。でも、あの作品が一部のキャッツファンには凄く不評で、そういう感想を一杯読んでたので、それが凄く嫌だったんですよね。お祭り騒ぎで楽しめばいいのになぁって思いましたもん。あれはキャッツのスタッフや出演者からファンへの大サービス映画だったと思うの。2時間って尺に表・裏9回と延長戦まで盛り込んで、ドラマへのオマージュも一杯やって、怪獣も出して(笑)・・・・・・・ファンへのサービスを一杯一杯ギュウギュウに無理矢理詰め込んだ映画だから、歪みもあるのは当然で。だから、文句を言う人の気持ちも分からんでもないんだけどね。好きだからこそ、求める物が大きくなるんですよ。それは恋ですよ。
私も実は宮藤官九郎という方のドラマや作品に恋をしてまして。ベタ惚れ状態です。しかーし、恋は盲目という言葉もあるように・・・・・・・・何でも楽しんでしまう部分もあれば、好きだから多くを求めてしまう部分もあって。クドカン作品にはそれがもう顕著で。ちょっと自分の思う通りにならなかったら、「クドカンなんて嫌!」みたいな。(苦笑)ま、ここまで酷くはないですけど、こういう部分もあって素直に楽しめなくなっているのも事実なんですよね。『タイガー&ドラゴン』の時に痛烈に感じました。
でもねーー今回の『木更津キャッツアイ』の映画化で、『木更津キャッツアイ』って作品に関しては愛に変わったのかも。続編を見れるだけで嬉しいって境地にまで。おーこれは愛だ。愛は無償ですよ。しかし、クドカンさんや(そういう意味で)塚本君に恋をしてる身には変わりないので、やっぱ多くを求めちゃうのかな?うーん。

でも、今は素直に嬉しいです。
キャッツ、ニャー
キャッツ、ニャー
キャッツ、ニャー