『野ブタ。をプロデュース』を振り返る。

最終話はやっぱ今までの丁寧さに比べて、エピソードがぶつ切りに感じます。良いセリフを一杯言ってるんだけど、そのセリフを言うが為のエピソードが多かったような。木皿脚本の良い所って良いセリフを自然に繋げてくれる事への快感というか、本当に感動出来る良さがあったんで。でも、最終回だし、その辺のまとめっぽさは仕方ないのかもしれない。ただ、最後の修二のモノローグ「この世の全てはゲームだ」という言葉に違和感を感じたんですよ。野ブタと関わって変わった修二がこのセリフ言うかな〜?って。そこで違和感感じて、最後の海のシーン・・・・・・これは違うぞと。(笑)でも、もう1回見てみたら、あの「ゲームだ」の後に続く言葉は、変わった修二だからこその言葉だったんだなぁと。挫折しないと言い切る強さというか。ま、彰の登場であっさりと挫折するんだけど。(笑)
彰が修二を追いかけるというラストは、やっぱりちょっと突飛過ぎて感じるんだよね。それが信子の望みだったとしても。この違和感は何回か見たら拭えるのかな?やっぱ、このドラマを最高に感じていたのに変わりないので。