最近観た映画。

ご報告。

ハチミツとクローバー』 ★★☆

ALWAYS 三丁目の夕日』 ★★★★

『輪廻』 ★☆

パイレーツ・オブ・カリビアン』(※今更1です) ★★★

『エイリアンVSプレデター』 ★★☆

なんか他にも見たような気がするんですが、まーいいや。巷で凄く評判が良く友達にも勧められていた『ALWAYS〜3丁目の夕日』をようやく観ました。これがまぁ評判通りの良い映画でしたヨ。かなり期待して観たんだけど、期待を裏切りませんでしたねー。山崎貴監督はとても優しい人なんだろうなぁ。で、映画が大好きなんだろうなぁって感じました。この監督の作品って『ジュブナイル』にしても『リターナー』にしてもかなりB級設定なんだけど、なんつーか、とても映画らしい映画っていうか、気取らない感じの面白さっていうのかねー?変に凝った話にせず、ストレートでいてワクワク出来るっていう、80年代前半の洋画みたいな面白さっていうのかな。見せたい物がストレートなんですよ。だから好きな監督さんなんですよね。で、三丁目の夕日なんですが、これは今までの作品と随分と毛色が違う話だけれど、そういう監督の持ち味はとても良く出てたと思います。お話的にはなんも捻り無いんだけど、人間の温かさとか弱さとかストレートに見せてくれて、観終わった後、あ〜〜人間っていいなぁって素直に思えるんだよね。俳優は皆とてもいい演技をしてましたが、私は吉岡秀隆にヤラれましたよ。何て可愛らしいんだぁ。須賀健太君も可愛かったねぇ。今、同じような風体でフジカラーのCMに出ててちょっとニンマリ。(しかも堀北真希ちゃんと何気に共演)吉岡秀隆小雪の見た目的に全然合わない2人もその合わなさが良かったね。堤真一薬師丸ひろ子の夫婦は本当に仲良さそうで温かくて素敵だった。三浦友和の存在も大きいねー。三浦友和っていつからあんな存在感の大きな俳優になったのかなぁ。ほんと、皆が皆良いですよね。昭和三十年代って戦後の日本を復興させようと、皆で幸せになろうと、全ての人々が同じベクトルを向いて頑張って生きてた時代。その匂いがとても伝わってきました。皆、キラキラしてるんだよね。これは大ヒットしたのがよく分かる。オススメですね。
2が観たい為にやっと借りた『パイレーツ・オブ・カリビアン』。ずっと借りられっ放しでなかなか観れないままでようやくですよ。1日経ったらスコーンと内容を忘れそうなぐらい中身の無い映画ではあるけれど、ジャック・スパロウってキャラクターのおかげで飽きずに観れますね。あと、海賊モノを海賊モノとして素直に映画にしたのも買いでしょうか。いやいや、ジョニー・デップさすが。ホント、ジャック・スパロウ=ジョニーは魅力的ですよ。凄い色気があるし、可愛いしね。これはジャック・スパロウに尽きるなぁ。あとはキーラ・ナイトレイオーランド・ブルームも華やかで良いね。完全にキャスト勝ちだな、こりゃ。
『輪廻』はとてつもなく騙された気分です。最初、凄く怖そうな感じで始まったんで期待したんだけどね〜・・・・・・・・・いやいや、ほんと、最後の方は『アチャー・・・・』だった。最後はホラー映画はホラー映画でも別のジャンルの●ン●映画(観た人には分かるかな?)みたいな絵面に思わず失笑でしたよ。なんでやねーん・・・・ウソーン・・・・・・って。すっごい拍子抜け。もう、全っ然怖くないの。(苦笑)それと、これは小栗君目当てで観るにもあまりにあまりなので小栗ファンは要注意なブツです。ま、そんな予感はプンプン感じましたが。(苦笑)何故、あんなどうでもいい役で小栗君を使ったのか・・・・・?勿体無い使い方だねぇ。あ、椎名桔平は全てが意味不明でした。謎。いや〜〜〜これは勧められない。旧作で半額の時にでもドゾー。『エイリアンVSプレデター』は結末は分かりきってるけど、なんかバカバカしくって最後まで観れました。こういう映画を本気で作るんだもんなぁ、アメリカは。ある意味凄い。
ハチミツとクローバー』・・・・・・・・えっと、私は全く原作のコミックを読んでません。ただ、アニメは夜中にやってたのを2、3回見ました。だから、漫画のキャラクターの触りぐらいは分かってます。でもストーリー展開は全く知りませんです、ハイ。で、そんな原作をよく知らない者から観た映画『ハチミツとクローバー』はなんというか、薄味な映画だな〜〜って。役者は皆好演してるし、所々にいいシーンもあるのに、ちっとも心に響いてこないんですよね。何だろ〜〜?この映画の何が面白く無かったって説明し辛いなぁ。一言で言うと薄味なんだよなぁ。淡々としてるとかじゃなく、『薄味』。役者は皆、役をしっかりと掴んで演じてたと思うのに、なんか勿体無い。何でかなぁ〜〜って考えたんだけど、これって役者は皆、ハマり役だと思うんだけど、でも、リアルになり過ぎてんのかも。どのキャラクターも各役者が演じる事で凄く生活感っていうか、地に足が付いてるっていうか、人間臭くなってるので、少女マンガ的な話とズレが生じてるのかもなぁ。20歳過ぎた男女の片思いの連鎖っつー純愛がね、キャラクターが生々しくなった分、逆に説得力に欠けたかなぁ。人間がリアルになった分、もっと大袈裟に少女マンガな演出にしても良かったんじゃないかと思ったり。ストーリーはべったべたの純愛なんだからさ。そんな風にどっち付かずに感じました。だから、見た目や空気が一番現実的で無かった関めぐみが一番ハマって見えたかしら。残念な作品だな。