『救命病棟24時』第6回。

特別出演・石黒賢がお亡くなりになるというシリアスな回なのですが、石黒賢のダディが高松英郎ってので大爆笑。何?それは立派な眉毛繫がり?3D眉毛繫がり???
この親子はいいですよ!遺伝子の脅威を感じるもの。ただの死にキャラの親子にしとくのは実に勿体無いですよ!

・・・・・・・・・と、高松英郎のせいで悲しみの涙も引っ込んじゃった訳ですが・・・・・いや、全然、泣かんけど。
えーと、あの小島楓先生はどこまで鉄の女なんでしょうか。全く温もりっつーものを感じないんですが。
松嶋菜々子さんはきっと、恋人を失って茫然自失になってるというのを表現したかったみたいなんですが・・・・・・ただ感情の無い冷たい人間にしか見えないんですね。呆然と恋人の亡骸を見つめる姿も恋人が死んだ悲しみで感情を失ってるというよりは、自分の医療ミスで患者を死なせて自信喪失みたいな・・・・うーん、難しいな。彼女の張り詰めた顔ってそんな感じ。始終、自分か相手を責めてるみたいなね。息苦しいよなぁ。
そんな鉄の女だからこそ、感情を昂ぶらせて泣き崩れるというシーンが生きると思ったのかもしんないけどさ。だから、あんなにボーーっとしてたのかもしんないけど。その泣いてるシーンが泣こうとして泣いてるようにしか見えなかったのよ。全然、顔が歪まないしねぇ。そんなもん結婚まで約束した恋人が死んだら、涙でグッチャグチャの顔になるって。大変な事になるって。
やっぱ、菜々子様には荷が重すぎたのかな・・・・。

石黒賢は視聴者に初回から『コイツいつ死ぬのかな?』なんて思われながら、ガラスの雨を浴びたり、大怪我してんのに震災の街をウロウロしたりハッスルしてたのに・・・・あれじゃ死に損だよなぁ。石黒賢死んで悲しい!って思った人、殆ど居ないんじゃ。結婚指輪をネックレストップにしてプレゼントするという恥ずかしい事までさせられたのに。

他の展開も今日はいまいちだったなぁ。
まず、トオルが呆気無く改心。早いよ!早いよ!!
仲村トオル代議士に被災者の人達が食って掛かるのも唐突に感じたし、それにトオルが改心する理由も曖昧で弱いかな・・・・あんなコントみたいなヤツなんだから、改心の仕方もコントでお願いしますよ。
それと不真面目なボランティアの描き方が不快だったなー。幾らなんでもあそこまで酷いヤツにしなくても。分かり易さを狙ったのかもしれないけど、本当に不愉快だった。ボランティアを本当に一生懸命頑張ってる人が見たらどう思うのかな。
ブラック・日比谷医師と和也君の美味しいツーショットも全然乗れなかったな。あのシーンにもっと必然性があれば乗れたのかもしれないんだけど。
あと、私は小栗旬君が大好きなのですが、今日、マズイ事に気付いてしまいました・・・・・・髪型が京本政樹に見えるのよん。しかもあの黒の皮ジャケットも京本風味ですわよ。ヤバイ・・・これはヤバイ。

あー、前回に嫌な予感したんだけど、やっぱりつまんなかったなぁ。
大泉洋中心のエピは望めないんですか?もう救命じゃなくっていいから、大泉洋をもっと見せておくれよ。

と、思ってたら、次回はさすらい菜々子旅情編ですか。何なんですかこのドラマ。