『スローダンス』 第9話。

と、特に書く感想無いんだけど・・・・・・って言ったらそれまでだな。
前に書いたように、人物の言動への苛立ちや不快感は少なくなったんだけど、やっぱりこのドラマを見ても全然ワクワクはしない訳で。キャラクターを1人で切り出しちゃうと、魅力的な人物が誰もいないのよね。それぞれが何らかの方向へ動き始めてるんだけど、それを応援する気にはなれないし。いや、衣咲については仕事に対する姿勢が良い感じに思えたので、ちょっと頑張って欲しいとは思ったんだけど、そう思った途端アレ・・・・・あんなに畳み掛けるように衣咲の仕事を潰さなくってもいいのに。それが現実って描きたいのかもしれんけど。せっかくさー・・・・・・。あと、理一か。理一は私にとって、妻夫木君が演じているという大きな一点以外は、衣咲と喋ってる時だけが魅力的なんだと気付きました。理一って結構最低だよね。(笑)特に歩美に対する態度は酷いと思うんだけど、演じてる歩美が小林麻央なので全く歩美には同情せず。やっと居なくなってくれたよ・・・・とむしろホッとしてしまいました。でも、歩美役が演技の上手い魅力的な女優さんだったら、妻夫木君は相当反感買ってたと思うよ。相手が小林麻央だから、理一が放置してても、「ナイス放置」って思えたし。理一と歩美の別れのシーンなんか酷かったもんなぁ。見てらんなかったよ。歩美って気の毒なキャラだと思うのよ。でも、全然同情出来ないのね。それとは逆に、実乃ってキャラは嫌いだけど、広末涼子はやっぱ好きだなー。彼女の顔も演技も好き。もし、歩美の役を彼女がやってたら、このドラマどういう印象だったんだろー・・・・とか考えたり。理一にムカついてたかもなー。でも、歩美も訳分からんしなー。確実に言える事は、今より数倍ドラマを楽しめたって事かな。妻夫木聡×広末涼子ってなかなか良い取り合わせと思うんだけどね。このドラマでは2人の接点があんまり無いからねぇ。

酒の勢いで寝ちゃった理一と衣咲。最初の方の電話でのやり取りのすれ違いはなかなか良かったんだけど、2人がぶつかり合う所がなー・・・・・・しょうむない事だけど、馴染みの居酒屋であんな大きな声で痴話喧嘩(しかもしたのしなきゃ良かっただの)をするってどうなのかなー・・・・とか。どっちが悪いって言うんじゃなくって、どっちも自分勝手だからさーどっちも悪いんだけど。言っちゃいけない事言っちゃうもんだけど。恋愛の喧嘩なんて大抵そう。分かってんだけど、なんか聞いてて辛かったわー。衝突する2人がヤケにリアルでねー。そんだけ2人の演技が自然って事なんでしょうが。んーー・・・・テンション低いな。(苦笑)