『仮面ライダー響鬼』 第30・31話。


このエントリーで感想を書くのも久し振りだなぁ。怠けてて感想は書かなくなっちゃったんだけど、響鬼はちゃんと毎週見てました。ずっと停滞させていたんだけど、響鬼だけは全部感想書こうって思ってたんですよ。でも・・・・・・どの辺りかなぁ?多分、ヒビキさんがあんまり戦わなくなってきてた時からジワジワと・・・・なんか響鬼を見てても続きが楽しみじゃなくなってきてたんですよね。トドロキさんやザンキさんが登場した時はワクワクしたんだけど、イブキさんやその2人の戦いばっかり続いてて、ヒビキさんファンの私としては、不満だったのかなぁ?それでも、『仮面ライダー響鬼』は今まで特撮に興味の無かった私が『ドラマ』として楽しめる作品だったんですよ。きっと、そのうちヒビキさんが大活躍してくれるだろー、明日夢君と共に戦うんだろーって思ってたんです。それが・・・・・この前々回の30話で、私がずっと偏見持っていた『特撮』に戻っちゃったんですよ。すっごいつまんない番組になっちゃってた。って言ったら、特撮ファンの方に大変失礼だと思うんだけど、私の中での偏見に満ちた特撮ドラマの印象って稚拙な演技しか出来ない俳優が毎回毎回、ガチャガチャと正義の名の元に悪と呼ばれる物と戦ってるだけの番組でした。そんな作品ばっかりじゃないんだろうけど、頭に持った偏見はこんなものです。ごめんなさい。
30話はあんまりにも今まで見ていた響鬼と違ってたので、見た後、響鬼の感想を読んで回ったんです。そしたら、30話からプロデューサーや脚本家が変わっちゃったって事実を知りました。響鬼ファンの怒りや嘆きの声は凄まじかったです。響鬼を返せって。すごい落ち込んでる方や怒ってる方が多くて、それだけ響鬼は愛されてたんだなぁ、と今更ながらに実感しました。私は特撮に詳しくないし、そんな詳しくなりたいとも思ってなかったので、響鬼のお家事情のゴタゴタは出来るだけ見ないようにしてたんですよ。内部事情を知ってしまったら、ドラマをドラマとして純粋に楽しめないだろうと思ったから。だから、おもちゃの売れ行きが悪いとか、そんな事をチラチラっと目にしたりしてたんだけど、見て見ぬフリしてたんですね。だから、30話でプロデューサーや脚本家が変わった事も後で知りました。でも、そんな全く内情を知らなかった私でも、30話の響鬼は今まで好きだった響鬼と全然違うドラマだって分かりましたよ。そのぐらい酷かった・・・・・特にキリヤ?だったかな。あの転校生の子のキャラクターと演技は、今までの響鬼の全てをブチ壊すだけの破壊力がありました。すっごいムカつくし、すっっっっごいド下手!!分かり易く伝えるなら、小林麻央レベルの演技の人間がずーーっと出ずっぱりで、しかもムカつく性格のキャラという・・・・・『スローダンス』で例えるなら、初期の衣咲の役を麻央が演じてるって感じかな。想像しただけで恐ろしいでしょ?(泣)30話の響鬼は目を覆いたくなる大惨事って感じでしたよ。脚本も全然面白くなかったしなぁ。そんで脚本家が変わったせいか、響鬼さんの性格が微妙に変わってました。これが一番悲しいなぁ。響鬼さんは飄々と何にも考えてないようで、回りをしっかりと見てる。放置する所はさっくり放置だけど、困ってる人には当り前に手を差し伸べる人だった筈・・・・。
31話もよー分からん内容でしたね。明日夢君は何がやりたかったのかな・・・・・・犬小屋作った事に意味あるのかな。最後のキリヤの意味ありげな言葉には失笑しました。なんじゃアリャ。


しかし、キリヤって役の男の子にしても、小林麻央にしても、言っちゃなんだけど、顔やスタイルもその辺にいるちょっとカッコイイ、ちょっとキレイな一般人レベルですよね。演技という芸が無いのなら、その分、芸の域に達する程の美貌があるというなら、まだ許せる。見た目も芸の一つだと思うから。でも、決して彼らはそんなではないですよね。なのに、ロクに演技出来ない・・・・・・なんでこんな人達が『芸』を売る、芸能人やってんだろ?それでなんでこんな人達が大筋に関わる重要な役に選ばれちゃうんだろ?そこら辺の素人の方がもうちょっとマシな演技するんと違うか?
1人の大根役者の毒は、それだけで作品を潰すぐらいの致死量があるんですよ。そこんとこ十分踏まえて俳優を起用して下さいよ、映画やドラマのキャスティングプロデューサーさん。ちなみに『デビルマン』の主役の双子はこの小林麻央や、キリヤより酷かったです。ありえねぇー(苦笑)



PS.ビックコミックスピリッツの公式サイトの日記で吉田戦車仮面ライダー響鬼の路線変更について嘆いてましたね。結構、波紋が広がってる?ネットでの反響が、権力を突き動かせるような力になれば良いのだけれど。