『嫌われ松子の一生』と『タイヨウのうた』の音楽。

ここ2週間何してたっけなぁ。あ、『嫌われ松子の一生』、2回目観賞して来ました。またしても大号泣。2回目のが泣けた泣けた。帰りの電車の中でどんだけ恥ずかしい思いをした事か。あ〜〜また観たい。映画館でもう1回観たいよー。DVDは絶対買います。あと、『タイヨウのうた』の3回目の試写会にも行って来ました。結局、応募して当たった分、全部行ったわ。これはもう3回目で泣く事は無いかと思ったけど、やっぱ泣いちゃったー。一緒に観に行った友達も同じく3回目なのにまた泣いてたよ。しかも号泣。(笑)自分が異常じゃないって、ちょっとホッとしました。これもDVDは勿論、買うし、初日にまた観に行こうと思ってます。『デス・ノート』も観たいんだけどねぇ。(原作読んだ事ないけど)やっぱ初日はコッチ。私は一度作品を好きになると何度も何度も観たいと思う方なんですよね。同じ作品を何回観ても飽きずに見れる方です。一度ハマると長くその世界を味わってたいって思っちゃうの。あと、映画ってやっぱり映画館で観たいから、映画館で上映してる間に出来るだけ観ておきたいなぁって思うんです。ま〜〜映画館で何回も何回もって、そこまでハマるってなかなか無いんだけど。『嫌われ松子の一生』は、1週間ぐらい空けてまた観たいなぁ。
あ、そうそう、『嫌われ松子の一生』と『タイヨウのうた』を観て、映画にとって音楽はとても大切な要素なんだなーって、しみじみ感じました。『タイヨウのうた』は、もうもうYUIちゃんの歌を全面に押し出してる映画だから音楽は切って切れない『音楽の為に映画があって、映画の為に音楽がある』みたいな映画なんだけど、『嫌われ松子の一生』にとっても音楽は欠かせない要素になってるんですよね。話の展開でミュージカルシーンが多く使われてるっていうのもあるんだけど、『嫌われ松子の一生』も『タイヨウのうた』同様に音楽が必要不可欠というか。音楽が無いと話が転がらないんですよねー松子って。音楽が無かったらあの“特濃”の松子の人生を2時間ちょっとではまとめられなかったと思うんですよね。『タイヨウのうた』の小泉監督が「『タイヨウのうた』では音楽はもう1人の大事なキャスト」的なコメントをしてたんだけど、『嫌われ松子の一生』も同じように感じたました。また、松子の音楽がいいんだわ〜〜。凄く耳に残るのよ。ボニー・ピンク姐さんの歌も、AI兄貴の歌も。でも、やっぱ一番残るのは「まーげてーのばしてー♪」って曲。松子=中谷美紀が歌ってるあの曲。この曲聴いただけで泣きそうになります。ちょっと口ずさむと映画の色んなシーンが蘇ってくるの。ほーら、今、頭の中に柄本明が出て来たよ。で、涙目に・・・・・・。(恥)
良い映画って大抵、音楽が残りますよね。案外、人の記憶に残るのって、視覚よりも聴覚なのかもしんない。音の記憶から画を思い出せる事って結構あるんじゃないかな。音と画が相まって、良い映画って出来るんだろうなー。特にこの2作品はそういう印象を受けました。よくよく考えたら、私が好きな映画は音楽が深く関わってる映画が多い。『スワロウテイル』も『パッチギ!』もそうだ。登場人物が歌っていた曲を聴くだけで泣きそうになるんだなぁ。