最近観た映画。


また日記サボってました・・・・・・・もう、何を観たか忘れてしまったなぁ。他にも観た気がするんだけど。

グエムル〜漢江の怪物』 ★★★★

東京ゾンビ』 ★★

『にゃんこ THE MOVIE』 ★★★

『ウォーターズ』 ★★☆

パイレーツ・オブ・カリビアン〜デッドマンチェスト』 ★★★

『BLACK KISS』 ★★★

シムソンズ』 ★★★☆


グエムル』はこの前に書いた通りなんですが、もう1回観たら、また、評価が変わるかも。しかし、上映前は凄い宣伝の嵐でしたね〜〜〜正直、この映画が日本で当たる気は全くしないんですけどね。(笑)凄く面白いんだけど、絶対、日本人好みの映画ではないなぁ。韓国では4人に1人が観てるぐらい鬼ヒットしてるようですが。日本じゃ厳しいだろうな〜〜単館でならじわりじわりとヒットしそうだけど。こんな事言うと失礼だけど、日本人はあんまり特殊な映画を観る目が肥えてないと思うんですよね。(苦笑)そうそう、この映画、『WX III * PATLABOR THE MOVIE3(劇場版・パトレイバーⅢ・廃棄物13号)』のパクりだと噂されてるんで、その『パトレイバー』の映画版も観てみたいなぁと思ってます。ちなみにその廃棄物13号の前の『パトレイバー』の劇場版は2本とも観てるんですが、どちらも素晴らしい名作なので、廃棄物13号もかなり面白いんじゃないかと期待しております。いや〜〜パトレイバーの劇場版2作は世界に誇れる名作だと思うよ。でも、その映画の3作目に当たる廃棄物13号って映画の事は全然知らなかったので、妙な事から観るきっかけを作って貰った感じでしょうか。ポン・ジュノは日本マンガオタクなんで(浦沢直樹との対談は面白かった)このパトレイバーも観てる可能性は十分あるでしょうがねぇ・・・・・・・パクりかぁ。どうなんでしょう?観てみないと何とも言えないなぁ。しかし、パクりとオマージュとインスパイヤとリスペクトの区別が付かない私・・・・・・・・・作品さえ面白ければ設定やストーリーがちょっとぐらい似ててもいいかな〜とユルい私は思ってしまいます。度が過ぎたら著作権等で問題があるんでしょうがねぇ。ポン・ジュノにしてもパク・チャヌクにしても、韓国の監督は日本にアニメやマンガ好きよねぇ。
東京ゾンビ』は最初があまりにくだらないというか、映画のユル過ぎる空気に付いていけなくて、途中で観るの止めようかと思ったぐらいだったんだけど、終わってみれば、そこまで悪くないかも?って思える不思議な映画でした。これも『フロム・ダスク・ティルドーン』並に前半と後半では毛色の違う話になってるんだけど、話が進むにつれ、まぁ、このくだらなさもありかなぁ?って。でも、「面白かった?」って聞かれたら、「面白く無かった」って答えちゃうな。(笑)哀川翔さんのハゲづらと浅野忠信のアフロと古田新太が見所です。
『にゃんこ THE MOVIE』は猫好きは必見ですヨ。もへ〜〜〜て骨抜きになります。そして、猫好きなら3回は号泣出来ますよ(笑)これ、ただの猫のドキュメンタリーなんだけど、まず、気紛れで難しい猫を相手によく作品として仕上げられたなぁって。それだけでかなり点数が甘くなりますゼ。映画っていうか、ドキュメンタリー番組みたいなもんだね、コレは。これを通常の映画料金で映画館で観るとなると若干キツイ・・・・・・・・しかし、猫好きには堪らない作品です。最初の猫3兄弟なんてあまりの可愛さに発狂寸前ですよ!ずっともへ〜もへ〜〜って。ホント、猫を見てる時の感情を一番表現出来る言葉って『萌え』だわ。(笑)
『ウォーターズ』。これ、勿体無い・・・・・・・・・めっちゃくちゃ、勿体無い。色々とストーリーには不満もあるんですが(男の子達の背景が描かれ無さ過ぎ、男の子らがいきなり仲良くなり過ぎ、話が簡単に進み過ぎ等)それでも、7人の男の子(っちゅーには老けてる人が約2名ほどいますが)がそれぞれ個性的で可愛らしくて、その男の子達がキャッキャと仲良くしてるだけで満足出来たんですよ。だが、しかし・・・・・・・・あんな捻りは要らない。(泣)ガクーーンって。かなりガクンとなりました。幾らなんでもあれはナシだわ。奇をてらうのはいいけど、本質を見失っちゃいけませんゼ。小栗君は本当に可愛いかったんだけどねぇ。小栗君にピッタリの役でしたよ。他の子達もそれぞれ役に合ってて良かったんだけど、(特に松尾敏伸君は美味しい役でした)ほーんと、ガックリ。キャストは申し分無かっただけにホント勿体無いなぁって思いました。だから、同じメンツで続編があるんなら、喜んで観ますよ。
同じ青春群像劇モノなら『シムソンズ』の直球ぶりはかなり良かったです。スポーツものとして題材がちょっと変わった『カーリング』っていうだけで、あとは至ってストレートな青春スポ根ムービーです。この辺は『ロボコン』と被るのかな?お約束通りに話が進んで、割と都合良く話も進んで、お約束通りに話が収束するという。その辺全く裏切りの無い映画です。しかし、面白かった〜〜〜!!青春モノってこれでいいんだよね。ストーリーは単純で。あとは個々のキャラクターとそれぞれの繋がりをどれだけ魅力的に描くか、サイドストーリーで花を添えるかって。この映画観て、このテの作品は話の流れはストレートでいいんだなってつくづく思いました。『シムソンズ』は4人の女の子それぞれの役割分担がしっかりと出来ていて、とても魅力的。女の子独特の可愛らしくも面倒臭い友情が丁寧に描かれていて、話が都合良く進むのもそんなに気にならなかったです。大泉洋演じるコーチのサイドストーリーも話の本筋を壊す事なく、上手く絡んでたしね。これは脚本が上手いなぁって思いました。あと、当然ながら、加藤ローサ藤井美菜高橋真唯星井七瀬、と女の子が皆、可愛かったです。特に加藤ローサはこれで一皮剥けたんじゃないかな〜。あの笑顔は立派な才能。これから期待出来そうね。
パイレーツ・オブ・カリビアン〜デッドマンチェスト』は感想は全く1と以下同文です。ホント、次の日には話の大半を忘れてしまうようなうすーい内容だけど、それなのに2時間半もの長丁場を退屈させずに見せきっちゃうんだもの。それが凄い。1よりもお笑い部分がコテコテだったけど、私は好きです。
『BLACK KISS』はね〜〜これもある意味ガクーンな話なんだけどねぇ・・・・・・・・・・でも、ガクーンの前までは飽きずに見せてくれたのでそこは十分評価出来るかなぁって。グロとエロを下品にならない程度にしっかりと見せていて、安っぽくもならず、かといってオシャレになり過ぎずとサジ加減が見事でした。やっぱ単純にエロとグロは興奮すんだよね。(笑)そんなもんです。そこをよーく分かってて、多くの人がサイコホラー作品に期待するシーンをきっちりと見せてくれた感じね。主役の2人、橋本麗華に川村かおり(あ、今は川村カオリか)は俳優ではないので、時々、「うわ・・・」って厳しい場面もあるんだけど、2人とも独特の雰囲気を持ってて良かったです。特に川村カオリはこれからも俳優やればいいのにって思える程の存在感。YUIの時にも思ったけど、アーティストって持ってるオーラが独特よね。上手く活かされてました。あ、でも安藤政信ファンは期待するとガッカリするかも。(苦笑)キャストがね〜〜単館系にしちゃ、なかなか豪華で・・・・・・・監督・手塚眞の人脈?でオダギリ・ジョーも出てたりするんですが、このオダジョーがかなり愉快な感じになってます。あ、オダジョファンはオダジョーだけを目当てに観ちゃいけません。それだけで観ると、えぇ!!ってなりますよ。大変、愉快。