秋クールが始まりました。

あっちゅー間に秋クールドラマが始まりましたね。友人に薦められていた『アキハバラ@DEEP』の7話(いきなり何の前触れもなくゾンビの話)は録画してたのに、パソコンが勝手に自動更新して再起動しやがってくれちゃってて、38分しか録画出来てませんでした・・・・・・・・なんちゅー中途半端な。で、7話から、しかも38分までを見た感想は、正直、私にはまだこの面白さを理解出来てないかも。メインの面々の『仲間感』に若干ついて行けなかったの。すっかり出来上がった関係にね。7話なんだから当り前なんだけど。でも、それぞれの会話は凄く面白かったし、キャラクターも個性的で面白いし、演出もなかなか良い。これは見れば見るほどハマる系だろうなぁと思います。多分、1話から見た方が絶対、面白いんだろうけど、今はDVDをレンタルするお金も見る時間も無いので、次週も録画してそれ見て判断しようっと。


さて、ちょっと秋ドラマについて。まだ、始まったばかりだけど、今期はなかなかどれも面白くって期待出来そうです。

僕の歩く道

あんまりこのシリーズに思い入れが無い私。『僕の生きる道』も『僕と彼女と彼女が生きる道?』(タイトルあやふや)も凄く話題になったようですが、あんまりちゃんと見た記憶がありません。ちゃんと見ればいい作品なんだろうと思うんだけど、何故か見ようと思わないんですよねー。多分、私が火曜10時枠との相性が良くないせいかもしれないけど。んで、今回のはちゃんと初回を見てみたんだけど・・・・・・・・・・・・・これは今後どうしたいんだろうね。主人公が自閉症って事で、主人公本人は変わりようがないので、周りの人が変わっていくという事でしかストーリーが転がっていかないように思うんですが、それにしては回りの描写が弱いというか。変わりようのない主人公がどっしりメインに描かれてるので、見ててとても窮屈でした。そして、自閉症の主人公に絶対的に味方になる者や妨げになる者もいない。1話の時点でってだけかもしれないけど、あの描き方ではモヤモヤ感が残るだけだなぁ。まず、香里奈の役が頂けないんじゃないかな。香里奈は今までに比べたら、格段に演技を頑張ってたと思うんだけど、彼女の役がとても中途半端なんですよね。主人公を理解してるようでいて、そうでもないというか・・・・・・・・ただ、四角四面に障害者に接してるだけの人に見える。で、お母さんの描写も中途半端なんだなぁ。とにかくドラマに明るさが無いのが気になった。こういう深刻なテーマの場合、救いというか、どこかに明るみが欲しいんだけど、それも無いんだよなぁ。田中圭君辺りがその辺を担ってくれたらいいんだけど、やっぱ主人公に直接的に絡む人間にそういう救いが欲しいんだけどな。主人公を引っ張る光が。主人公の理解者からのその光が弱いんですよね。だからモヤモヤ感が残る。佐々木蔵之助にそういう役割になって欲しかったな。主人公と同性の男の友人でも居れば印象が変わったかもしれないんだけど。やっぱ男の人って力強いからね。これは、1話の感じで話が進むようだったら、すぐ脱落しそう。


14歳の母

これも暗い話になりそう・・・・・・・・・・・・志田未来ちゃんには色んな障害が立ちはだかって、凄く辛い展開になると予想出来るんだけど・・・・・・・・・・・これはキャスト勝ちかも。まず、主人公の志田未来ちゃんが凄く可愛いし、しっかりと明と暗を演じられるので、14歳で母になった主人公の葛藤は見応えありそうですよね。彼女は『女王の教室』でもそうだったけど、困難に立ち向かう力を感じるというか、辛い事でも彼女なら乗り越えられそうな感じだから、その辺、彼女のキャラクターのおかげで安心して見れそうなんですよね。あと、母親役が田中美佐子で父親役が生瀬勝久っていうのも凄くいいと思います。なんかこの2人なら大丈夫そうだもん。(笑)こういうキャストの印象っていうか、キャストの持つキャラクター性って案外、大事だと思うのよね。とても重いテーマだけど、キャストが凄く力強いというか明るい感じなので続けて見れそうだな〜。一番の壁になりそうなのが室井滋っていうのもいいよね。彼女はものすごーーく憎たらしい役をものすごーく憎たらしく演じると思うんですけど、その反面、いい人になっても簡単に受け入れられそうなんで。これは室井滋のキャラ勝ち。こんな感じで暗そうな話だけど救いの部分が多いので見続けられそう。何せ脚本が井上由美子御大ですからね。しかし、由美子ちゃん・・・・・・・・・・・・ちょっと描写が古いぞ。校内放送とかさ〜。(笑)子犬のエピソードはマジか!?と思わず声に出してしまいました。


『Dr.コトー診療所 2006』

実はこれもあんまり思い入れが無い私・・・・・・・・・・・それなりに見ていたような気はするんですけどねぇ。こういう視聴率高いドラマって見てないのが多いんです。いや〜〜〜さすがっちゅーか・・・・・・手堅いな。これは普通に面白いもん。それぞれのキャラクターもちゃんと活きてるし、キャラクターの心理描写も丁寧。今回から登場の蒼井優ちゃんも全く違和感なし。島に来たばかりの彼女が微妙に浮いてる感じにしてあるのが逆にしっくりと馴染んでました。あの役は蒼井優ちゃんだから、そんなに嫌悪感が無いんだと思うなぁ。他の人がやってたらどうだろ?あ、柴咲コウもいいね〜。彼女もどんどんいい女優さんになっていくなぁ。吉岡秀隆はいるだけでもういい。あの人は大滝秀治と一緒だ。いるだけでいいんだ。いや〜本当、とても良く出来たドラマですね。あまりに良く出来過ぎてて、私にはちょっとばかり物足りない気もするんだけど。(苦笑)


だめんずウォーカー』

うわー今更、紀香様が主人公かよ〜〜〜〜どうせつまんないだろーってひやかし半分で見てたら、意外と面白かったです。それぞれの役者のキャラクターが役柄に合ってたかな。宮迫が歯の浮くいい人キャラのまんまだったらどうしよう?って思ったら、ちゃんとそれに理由もあって。あれはホッとしたわ・・・・・・・・・・・あのまんまだったら耐えられない。(笑)ストーリーも演出も割りとしっかりしてて見易かった。1話や2話抜けてもどうって事ない感じではあるけど、これは意外と面白くなるかもしんない。


嫌われ松子の一生

映画館に3回も観に行った映画フリークの私。DVDは勿論、デラックス版を予約しております。嫌われ哲也の為に貧乏だけど6,000円払ってやるわよ!そんな映画『嫌われ松子の一生』が大好きな私ですが・・・・・・・・・・・・ドラマも十分面白かったです。内山理名がいい。私、こんなに内山理名をいいと思ったの初めてかも?ってぐらいにいいです。どっちかっていうと演技が苦手な女優だったんですけど、今回の松子はいいです。内山さんが松子という人物を愛して、一生懸命演じてるのが凄く分かる。私にとっての川尻松子はやっぱ中谷美紀なんだけど、内山理名の松子も十分楽しめそうです。龍洋一に見せた最後の笑顔も凄く印象的で良かったしね。これ、ドラマの方が原作に忠実なのかな?私は原作読んでないのでよく分からないんだけど。映画と違って、ドラマは時間がある分、松子の心理描写と周りとの関係がしっかりと描けていたので、松子に感情移入し易かったです。この辺、映画をドラマ化する事への意義が十分あったんではないでしょうかね。やっぱドラマは時間を掛けられるから、その分、丁寧に見せて欲しいもの。ドラマ版の『タイヨウのうた』は酷いもんだったけど、この『嫌われ松子〜』にはしっかりと愛情を感じました。基本的にシリアスだけど、あまり重苦しくなっていないのがいいですね。半ばコメディだった映画の影響もあるかもしれないけど、これってあんまりシリアスにされると救い様が無い話なんで、少し軽めのティストの方が受け入れ易いと思うんですよ。これは続きが楽しみ。きっと最後まで見ると思います。でもな〜〜〜コトーと重なってるんだよなぁ。しかも視聴率が初回なのに8.8%ですって!?そんなぁ・・・・・・・・・・いいドラマだと思うんだけどなぁ。コトー様の裏じゃキツいよなぁ。本当、木曜10時のドラマ枠、何とかなんないのかなぁ。



さて、今日は『セーラー服と機関銃』ですか。TBSの物凄い力の入れ具合に若干引いてたりしますが、(その分、『鉄板少女アカネ!!』にも分けたれよ)映画の内容を殆ど覚えてないので、新鮮な気持ちで見たいと思います。明日の北川さんのドラマは出掛けるので録画だな〜。



【追記】『セーラー服と機関銃

あれだけ宣伝しててあの内容・・・・・・マジつまんなくて口ポカーンでした。これ、ちょっと酷いよね?(苦笑)時代錯誤な話なのに、無理矢理、今風にしようとしてるのが思いっきり滑ってますなぁ。いっそ、開き直って昭和の設定にすれば良かったのに。堤幸彦風の演出もストーリーと全く合ってない。主演の長澤まさみも全く魅力を感じず。締める筈の堤真一も演技過剰に見えるお粗末ぷり。おいおい・・・・・・・このドラマをあんな過剰に宣伝しまくってたのかよぉTBSは。絶句。