『木更津キャッツアイ〜日本シリーズ』

何故、今更、日本シリーズかというと、昨日、大阪のなんばTOHOシネマズで行われた木更津キャッツアイ〜“ばいばい“ 涙のキャッツ・ナイトを観て来たからです。日本シリーズの後にワールドシリーズダブルヘッダーで上映するというかなり無謀な企画。(笑)このスペシャルナイトにはぶっさんこと岡田准一金子文紀監督がサプライズで舞台挨拶に来ました。もうその時の盛り上がりといったらハンパなかったですよ。なんせ夜7時から深夜12時までぶっ続けにキャッツの映画を2本上映するっていう終電無視のムチャクチャな企画。要するに難波で泊まれってこったな!泊まりゃいーんだろ!?今しかねぇんだよ〜〜!!と映画のチケット代2,500円プラスお泊まり代も入れてこの企画に臨んだおバカなキャッツファンは多い筈。そんなキャッツバカばっかりの会場内は異様な盛り上がりでしたよ。観客が皆揃ってぶっさんと金子監督にニャーポーズするんですよ。皆、岡田准一じゃなく、ぶっさん!って叫ぶんですよ。こんな楽しい企画考えてくれた人ありがとう!!もう本当に幸せでした。出来たらずっと映画館に居たかったです。あの会場にいたキャッツバカ達と和民ででも飲んで朝までキャッツについて語り明かしたいくらいでした。ぶっさん、金子監督、わざわざ大阪まで来てくれて本当ありがとう。最高の夜でした!ちなみにぶっさん&金子監督は日本シリーズ上映前に約10分ほど話しただけなので、これといった特別な話題は出ませんでした。金子監督はしきりにワールドシリーズを撮れたのはファンのおかげだと、映画撮影は本当に楽しかったと言ってましたね。ぶっさんはプライベートでもキャッツの皆と仲良しだって話題を。今日の事かは分かんないけど、アニから電話あったと言ってました。ぶっさんはしきりにネタバレを気にしてましたね〜〜金子監督に自分の話がネタバレかどうかこそこそ確認したりして。金子監督からはOK貰ってましたが、私はぶっさんの話はネタバレだと思うのでここでは触れません。(笑)岡田准一がぶっさんの事を『友達ならいいけど恋人にはしたくない男』と表現してたのがものすごーく的を射てて素敵でした。さすが世界で一番ぶっさんを知る男・岡田准一。あ、司会者のDJ・中島ヒロトが物凄い木更津マニアで、ぶっさんのスタジャンもトレーナーも全部一式持ってるって言って、会場から温かい拍手をされてました。(笑)凄いファンなんだね〜中島ヒロトってば。そのぐらいかなー?映画始まる前だったし、時間もかなり短かったので、残念ながらツッコんだ話は無かったですね。司会者が相当コアなキャッツファンだったんで、もっともっと話が聞きたかったんですけどね〜。ま、それは贅沢だよね。あ、金子監督がしきりにダブルヘッダーなんで、日本シリーズの最後のゴミンゴで集中力が途切れんじゃないかって心配してましたね。(笑)監督、多分、あの場に居た全員大丈夫だったと思うよ!!爆笑してたよ!!最後にぶっさんの掛け声で木更津キャッツニャーを出来たのが最高に幸せでした。本当にありがとう。


2回目のワールドシリーズは凄く良かったです。1回目に観た時に感じた違和感とか変なこだわりは驚くほど消えました。今回、前に試写会一緒に行ったキャッツバカの友人と観に行ったんですが、彼女も1回目に感じた変な違和感は全く無くなったと言ってましたね。だからすぐ3回目観たいって。(笑)そして、私も禁断症状に襲われてます・・・・・・・・・早く3回目が観たい。我慢出来ない。公開日まで待てねぇよ〜〜。(苦笑)4回、5回・・・・・・・と何度も何度も観たいです。
本当に最高の映画ですよ。何て楽しくて寂しくて面白くて切なくて幸せな映画なんだろう。これは今までキャッツを知らない人にも観て欲しいです。ワールドシリーズから観ても大丈夫。ワールドシリーズから巻き戻しでドラマ、日本シリーズと観るのも楽しいかもしれない。なんだろう、本当にキャストとか、スタッフとか、キャッツに関わった人達がスッキリと「ばいばい」と言い切ってるのが分かるわ。この映画観たら。やり残した事は何も無いんだろうな。私も思い残す事は何も無いやって。涙でスクリーンが見えなくなるぐらい泣けたんだけど、すっきりと笑顔で「ばいばい」って言えるのよ。泣けるけど笑える。笑えるけど泣ける。素敵な映画です。本当に多くの人に観て欲しいなぁ。


で、何でね。タイトルが『日本シリーズ』かっていうと、久し振りに映画館で日本シリーズを観たんですけど、これがもう最高に面白かったんですよね。確かに映画としてはワールドシリーズの方が格段に完成度は高いんですけど、気持ちがグーンと盛り上がるのが日本シリーズなんですよねぇ。あのワクワク感。本当にお祭り気分ですよね。久々に大きなスクリーンで観て再確認出来たんだけど、日本シリーズは本当に映画館で観る為に作られた映画だな〜って改めて思いました。大画面で大勢で観ると最高に面白いの。燃えるの。私、日本シリーズ、映画館に15回も観に行っちゃったんですけど、(苦笑)この映画は映画館で観るのが凄く楽しかったんですよ。だから何回も劇場に足を運んだの。で、ワールドシリーズを観終えて、つくづく、日本シリーズがあって良かったと思いました。よく、ドラマから直接的に繋がってるのがワールドシリーズってキャストやスタッフが言ってるけど、やっぱ日本シリーズがあってこそだなぁって。日本シリーズで楽しい事全部やり尽くしたからこそ、ワールドシリーズを最高の形で作れたんだと思います。今回、改めて日本シリーズを観て、本当にキャストが楽しそうに演じてるのが画面からビンビン伝わって来て驚いたもん。あんな楽しそうだったっけ?って。多分、ワールドシリーズ観た後だったから、余計にそう感じたのかもしれないけど、日本シリーズのキャッツメンは本当に楽しそう。だから、ワールドシリーズのキャッツメンは大人に感じたなぁ。実際、立て続けに観ると、ワールドシリーズのキャッツは若さが無いなぁって。(笑)アニなんて変わってないようで、顔付きが全然違うもんなぁ。十分老け顔だから、顔なんて変わってないだろーって思ってたけど、続けて観るとワールドシリーズでは凄い大人の顔になっててビックリしました。バンビも全然顔が違う。可愛い顔の筈なのに甘さが無い。恐るべし3年という月日。いや、ドラマ→ワールドシリーズよりも、日本シリーズワールドシリーズの方がより人間として俳優として成長してるから、そんだけの自信が顔に出てるんだわ。アニとバンビは特に。そういう意味でもワールドシリーズは限度ギリギリだったんだろうなぁ。うっちーが30歳になる前にってしきりに言ってたの分かるわ。


日本シリーズって、キャッツファンの中でも賛否があるんですけど、もし、好きじゃない人も、ワールドシリーズ観たら、日本シリーズの有り難味が凄く分かると思います。きっと、映画がワールドシリーズだけだったら、寂しかったと思うよ。で、日本シリーズだけで終わってたらやっぱり物足りなかっただろうねぇ。やっぱどっちの映画も最高だわ。キャッツは凄い。こんな凄いもん好きになれて、ずっと好きでいれて幸せだー。