ゲーム『サイレントヒル』クリア?

一応、終わったんですが、このゲーム、何とマルチエンディングでして。どうやらエンディングが4つもあり、その中で一番悪いBADエンディングで締め括るという・・・・・・色んな意味で後味の悪い結果となりました。これな〜進み方によっちゃエンディングが違うって先に知ってりゃ、もうちょっとあそこでこう・・・・・とか悔やむ気持ちもない訳じゃないけども、もう1回同じ事をやるのが非常に面倒臭いので、それぞれのエンディングはニコニコ動画で済ませるというかなり外道な手で強制的に終わっちゃいました。ま、4つのエンディング見たところで、はっきりとしたストーリーの全容が分かるっていうんじゃなく、プレイした人間の想像に委ねる部分が多いんで、「これ!」って正解は無いんですがねぇ。でも、それがこのゲームらしくっていいかな。意味不明な怖さというか。私は映画の『サイレントヒル』を観てたので大分と脳内補完出来ましたけども。でも、映画とゲームではかなりストーリーは違うんだけどねぇ。ゲームをクリアしてから、もう1回映画をざっと観たんですが、やっぱあの映画は良く出来てるよなぁ。ゲームをプレイした人がニマリと出来るような要素が色々と盛り込まれてて、でも映画としてのオリジナリティもちゃんとあってね。何気にゲームと全く同じカメラアングルのシーンがあったりサービス満点だった。(笑)実は安かったので、2も1と一緒に買ってたりするんだけど、次やる時はエンディングが変わるって肝に銘じてプレイしなくちゃね。
しかし、怖かった・・・・・・・このゲーム、本当に怖い。特に唐突に裏世界に入る学校からは怖くって怖くって、1日1時間プレイするのが限界でした。本当に怖くって長く画面を見てるのが嫌になってくるんですよ。ずーっと椿鬼奴が下ネタ聞いてる時の表情でプレイしてました。すんげぇ怖いんだよー緊張してビクビクしっ放しだし。何回ビクって体を揺さぶった事か。ゲーム相手にイイ大人が。(笑)この『サイレントヒル』の裏世界は生理的にイヤ〜な気分にもなってくるので、長く続けてると逃げ出したくなってくるんですよねぇ。『バイオハザード』がお化け屋敷的な怖さなら、『サイレントヒル』はおどろおどろしい貞子的恐怖。あ、スティーブン・キングって言った方がいいのか。私の大好きな映画『ミスト』の世界観をモデルにしたっていうらしいから。そういや〜設定は凄く似てるけど、あれよりもっと陰湿的な感じだわ。だから貞子。さすがメイドインジャパン。いや〜たかがゲームだけど良く出来てるわ。あの世界観の構築の仕方は。プレステ1の粗い画面でもあんなに怖いんだったらプレステ2の『サイレントヒル2』は相当怖いだろうな〜。実質的な1の続編だという3もやりたいなぁ。でも、再度プレイするのに勇気が要るぞと。しばらくしてからにしよう。
バッドエンディングで終わった時にあまりに腑に落ちないので、このゲームの攻略サイトを回ったんですが、その中の一つに、「このゲームは初心者でもNORMALモードでやって下さい。EASYでは簡単すぎてゲームの怖さが半減します」的なことが書いてあるのを見つけてしまいました。 EASYモードでも恐怖のずんどこでしたが何か?こっちは敵が出て来る度にパニくって襲われとったんで、十分恐怖を堪能出来たっつーの。上手いヤツの5倍は怖かったっつーの。しかし、ライトを消せば敵が寄って来ないと知ったのはその攻略サイト見てからだったけどね!やっぱ説明書ぐらいは読んだ方がいいのか。いや、やっぱ読まない。何その使えない意地。
そうだ、映画観てたから、あの豪快な三角帽子のマッチョマンがいつ出て来るかいつ出て来るかと無駄に恐怖してたんですが、最後まで出て来ませんでした。アイツの為に頑張って弾とか栄養剤をこつこつ貯めてたのに。(でもナマ鳥で無駄遣い)どうやら2から出て来るようでちょっと肩透かし。2で会った時は高田延彦の「かかって来いや〜」で熱烈歓迎したいと思います。えぇ、プラトーンばりの逆えび反りで。