『タワーリング・インフェルノ』

この前、BS2で放送してたので観ました。多分、小学校の頃に1回観たぐらいじゃ・・・・・・?何十年も前の話だよ。ポセイドン・アドベンチャーはリメイク版も含めてここ最近観たんだけどね。この映画はなかなか縁が無かったようで。殆ど記憶に無かったんですが、あのシーンで「わー何もこの先生が死ななくても〜・・・・・」と思った記憶だけは残ってました。子供ながらにあれは酷いと思ったんだな。(笑)
さすがパニック映画の金字塔ですね。3時間近くある上映時間を全く長く感じさせない。CG無しだけど、撮り方の工夫や大掛かりなセットによるリアルな迫力、そこに俳優の体当たりの演技がプラスされて、より臨場感を高めてるんだよねぇ。あれ俳優のすぐ傍でぼーぼー大きな火が燃えてたけど、演じてる時はそざや怖かったろうな〜。スタッフ含めかなりヤケドしたんと違うかな?しかし、その体当たりさがド迫力に繋がってるんだもんなぁ。う〜〜ん、正にお手本だ。お手本と言えば、パニック映画における死亡フラグの元祖でもあるよね。脇キャラが「必ず戻る」って言っちゃダメなんだな〜。主人公にしか許されてない呪文だよな〜「必ず戻る」。それと同じぐらい危険なのが写真。家族との写真や恋人or婚約者の写真って主人公が持つ分には問題はないんだけど、それを脇キャラが持っちゃうと何故か恐ろしい呪いの札に変わります。まず助からない。劇中でそれを広げて呟きでもしたら・・・・・待ってるのは死あるのみです。それとパニック映画でのナントカ議員の死亡率の高さと来たら。私の中ではほぼ100%です。これが大統領クラスになると途端に生存率がUPするんですが。市長クラスでも割りとヤバ目。パニック映画で生き残ろうと思うとかなり出世しないといけないようです。あとハリウッド映画は母親でないのに子供を命がけで救ってくれる健気な女性の死亡率がかなり高いような気がします。これは災害の理不尽さを訴えてるんでしょうか?それにしてもあの先生を死なせなくても・・・・・・。
子供の時は気付かなかったけど、消防隊長のスティーブ・マックイーンの格好良さったら!あんなもん誰でも惚れてまうって。ポール・ニューマンもスティングの時とはまた違った魅力。うはうは〜中年パラダイスですな。