2010年 ロシア杯&エリックボンバール杯。

ついにグランプリファイナル出場選手が確定しましたね。日本勢は女子も男子も3名ずつ進出でそれぞれが優勝候補という層の厚さにつくづく感心しています。ただ、あまりに日本が強過ぎて、日本以外の他のフィギュア盛んな国が冷めてしまわないかちょっと心配ですけど。しかし、エリック杯小塚崇彦は圧巻でしたな。ちょっと得点出過ぎな感じもしましたけど、それでも2位のフローラン・アモディオとの演技の差を考えたらあの点数もしょうがないのかなって。フィギュアの点数は大会によってムラがあるので、他大会と比べ難いんだけどね。この前のスケカナもインフレしてたし。でも、まぁ、小塚君ぐらいのスケーティングスキルの高さで、両足着氷気味とはいえ、4回転を成功させた上で、後半にあれだけ多くのジャンプを持って来て成功させたら、あのぐらいの得点が出て、当然ちゃー当然なのかもしんない。凄くスケーティングが綺麗でジャンプもミスらない小塚君、今までが点数抑えられ気味だったようにも思うしね。ロシア大会の男子はSPはミスが少なかったのに、FPになったら上位選手が自爆の嵐でちょっと見てて辛かったです。大好きなジェレミー・アボットが少し精彩に欠けてて、グランプリファイナルに進めなかったのが残念です。でも、今期のアボのプログラムは本当に良いなぁ。見惚れちゃう。その代わりお気に入りのサミュエル・コンテスティが良い演技してくれたのは嬉しかったな。彼の3Aは絶品です。そんで「ベテランは若手には出せない味が出せる(by佐野稔)」なトマシュ・ベルネルがまさかのグランプリファイナル進出!うおおおおおお!これは嬉しい!これは世界のフィギュアファンが驚いた事でしょう。(失礼な)いや、だってさー世界一になってもおかしくない実力を持ってるのに自爆するのがベルネル先生ですもの。世界ランキング1位なのに、ベスト8にも入ってくれないのがベルネルですもの。それが今期は驚くほど安定してます。得意の4回転を封印してるのが安定に繋がっているのか?と思うと若干寂しいですが、逆にあのプログラムに4回転が入って完璧に決まったら、こりゃもう世界チャンプに値するんじゃないかって。盛り上がるしね〜。う〜GPFが楽しみだ。

女子は浅田真央ちゃんがジャンプ不振で苦しんでいて見てて辛いんですけどね。やっぱフィギュアは練習で幾ら決まってても本番でジャンプが決まらなければ意味がないんで。ただ、元々、ジャンプ以外の他のスケーティングスキルも超一流だったのが、佐藤信夫コーチの元に就いて、益々、磨きが掛かったんじゃないかと驚いています。スピンなんて前より早くなってない?そう考えると、浅田真央はそれでなくても凄かったのに、更に進化してるっちゅー事だよなぁ。うわー、練習通りに本番を滑れるようになった真央ちゃんを早く見たいなぁ。すんごい事になってるぞ、きっと。真央ちゃんに付いては、あんま心配してません。(笑)

いよいよグランプリファイナルですね。オラ、ワクワクするだ!