NHK連続テレビ小説「カーネーション」


NHK連続テレビ小説:11年秋は「カーネーション」 ヒロインはコシノ3姉妹の母 (引用元:毎日JP
http://mainichi.jp/enta/geinou/news/20110113mog00m200019000c.html


NHKは13日、来秋の連続テレビ小説に、ファッションデザイナーのコシノ3姉妹の母で、自身もデザイナー草分けとして活躍した小篠綾子(コシノアヤコ)さんをモデルにした「カーネーション」を放送すると発表した。
 ヒロインは、大正2年、大阪・岸和田の呉服商の娘として生まれた小原糸子(オハラ・イトコ)。おてんばだった糸子はだんじり祭りが大好きだったが、だんじりを引けるのは男だけで、「女より男ゃったら人生どんなに楽しいんやろ……」と思い、やがて「女にしかできんことを見つけて自由に生きたい」と思うようになり、裁縫の道を選ぶ。父の反対を押し切って女学校を中退し、ミシンの修業を積んで、20歳のときに洋装店を開業。22歳で仕立て屋の男性と結婚するが、3人目の子供をみごもったとき、夫は出征先で戦死、女手ひとつで娘三人を育てることになる。絵が得意でお嬢さん育ちの長女、だんじり好きで男勝りの次女、そして女子テニスで日本一になった三女。「職場が男の戦場なら、育児はそれ以上の女の戦場です」と言ったお母ちゃんと、個性あふれる3姉妹が織り成す涙と笑いの子育て奮闘記。
 モデルの小篠綾子さんは、岸和田にコシノ洋装店を開業。その後結婚し、24歳で長女ヒロコを出産、以後終戦までに次女ジュンコ、三女ミチコが誕生し、その間オートクチュールの草分け的ヒットを生む。3姉妹が世界的なデザイナーとして活躍するようになった後も岸和田で洋装店を続けた。06年、脳梗塞(こうそく)のため死去した。
 脚本は、映画「ジョゼと虎と魚たち」(03年)やドラマ「その街のこども」「火の魚」などの渡辺あやさん。渡辺さんは「小篠綾子さんの生涯は、そのまま大正から平成にいたる日本の女性史、と同時にファッション史、生活文化史でもあります。激動も波乱もてんこもりな三つの時代を背景に、しかし物語はあくまでも、ひとりの女性の素朴な愛情の歴史でありたいと思っています。綾子さんが晩年に書かれた言葉があります。『子供たちに少しでもいい暮らしをさせてやりたい。その純粋な思いで、一心不乱に、ひたむきに働いてきたのは私だけではありません。男はんをぎょうさん戦争にとられ、(中略)焼け跡でほんとうに生きる根性を見せたんは、日本中のお母ちゃんやったと思うのです』。綾子さんの、こんなあざやかな誇り。そして、同じ時代を生きた女性たちへの優しい敬意。これから私たちがドラマの中に育て咲かせるべきも、きっとそういうかたちの『花』である気がしています。一輪の花のような毎日の15分が、やがて大きな花束となって、抱かれることができますように。あの花の意味が、時間も場所も立場も超えて、届きますように」とコメントしている。
 城谷厚司チーフ・プロデューサーは「『いったいどんな育て方をなさったのですか?』小篠綾子さんに初めて会う人の10人が10人、こう質問をしたそうです。そのたびに『何もしてません。ただ娘たちは私の背中を見ていただけです』と答えていたとか。自信を持って堂々と生きでさえいれば、子供は必ず見ていてくれる。そんなメッセージにも聞こえます。仕事に没頭する母の姿は娘たちに何かを語っており、目が離せなかったに違いありません。仕事に、遊びに、恋に、一生懸命。自分の好きなことに正直に生きてきたお母ちゃん。私たちは半年間、その背中を見つめ、そこにどんな人生が凝縮されていたのか、ひもといていきたいと思います」と語っている。放送は11年9月26日〜3月31日、全157回の予定。

うわー!ついに渡辺あやが連続ドラマの脚本にキター!うわぁ、これは見なきゃイケナイか・・・・・・?実は今まで朝の連続テレビ小説を見続けた事が一度も無いんだけど、これは見たいと思いました。世間で人気の『ゲゲゲの女房』も1回しか見た事ないし。でも、これは見たいわ。脚本の渡辺あやもいいけど、この題材も良いなぁ。こりゃ、毎日、録画して見るべか。もしかして、人生初めて、連続テレビ小説を全部見るって経験が出来るかも?そういう意味では、大河ドラマも完走した事が一度もないんですが、来年の大河が藤本有紀脚本の『平清盛』なので、頑張ってチャレンジしてみようかな〜とか思ってます。その前にまず、『ちりとてちん』を制覇しないとイカンだろうか。(笑)大河と言えば、いつかクドカンで大真面目に大河やって欲しいんだけどな。ハマる気がする。