まずは落ち着こうぜ。

今だけ伊達直人気分を味わわせて下さい。ヒーローになれるなんて思っちゃないけど。まずはサンドウィッチマン義援金口座を開設した事をご報告。

『東北魂(とうほくだましい)』
東北地方太平洋沖地震 義援金口座

三菱東京UFJ銀行 目黒支店
普通口座 口座番号:0133179
口座名義:東北魂義援金(トウホクダマシイギエンキン)

私はこの前、「糸色-itoshiki」でちょっと生活費がしんどいな程度に伊達直人になってみたので、もう1回ここに募金っていうのは、現状は難しいんですが、サンドウィッチマンの心意気に何とかお役に立とうとここに記させて頂きます。サンドウィッチマンがあの日、気仙沼に居て被災したのを知った時は本当に心配で堪りませんでした。大好きなんですよ、サンド。素晴らしいお笑いの才能持ってる2人だもの。しかし、彼らは強い。言葉に尽くし難い悲劇を目の当たりにしただろうに、気丈に今、自分達に出来る事をやっています。しかも、サンドのような若手芸人が一千万の募金って出来る事じゃないじゃないです。皆で力になりましょう。


今、福島第一原発が大変な事になっています。高い放射線濃度の中で懸命に作業している方々に対して、途方も無い感謝の気持ちで一杯です。本当、こんなの言葉に出来ない。福島で被災されてる方々は不安な日々を過されてるでしょう。震災被害で、電気や水道のライフラインが確保出来ていないのに、放射線の恐怖は相当なものだと思います。もしかしたら、体についてるかも?と思っても水で洗えないんです。マスクも足りないでしょう。そんな人が沢山いるでしょう。避難所で過してる方々は「自宅待機」なんてとても無理だろうし、救助や支援に携わってる人々は、汚染の恐怖を感じながらも、毎日毎日作業してると思います。
今日は自衛隊のヘリが決死の覚悟で原発に放水してくれました。ヘリ操縦というのは大変に難しいそうで、しかも、火事の上空で強風の中、消火放水なんてよっぽどのベテランの操縦士でないと難しいでしょうに。そんな数少ない人々が、死を覚悟して作業をしてくれました。マスコミよ、政治とか憲法とか、そんなの今、どうでもいいから、決死で作業してくれて、被災地で大勢の人を救出してくれた自衛隊をもっと映せ。沢山、援助してくれる「トモダチ作戦」の米軍の活躍を映せ。

確かに、今、日本のこの原発問題は、かなり深刻化しているとは思います。最悪の事も想定しないといけないでしょう。私は物理の知識も乏しいし、原発の構造なんて全く知らないけど、今、考えられる一番、最悪の事態が仮に起こっても、チェルノブイリのような大事故にはならないと信じています。後手後手、ゴタゴタの政府と東京電力の幹部達は信じられないけど、情報を隠蔽している可能性も大いにあるけども、日本人が安全を第一に考えて設置した高い安全基準の原発が、大爆発するなんて考え難いと思っています。例え不測の事態があったとしても。まぁ、計画停電といい、あまりに対応が酷い東電や、全て後手後手の政府が、事態をより悪い方向に進めているような気がしますけども。そんな責任問題は、とにかく事態が収拾してからですね。
放射線の怖さは、ヒロシマナガサキのある日本だから、余計に身に染みています。原爆記念館で見た写真、一生忘れられない。被爆者の方の体験談、今でも頭に焼き付いてます。忘れたくても忘れられない。だから、その怖さは知っています。放射線が、すぐ目に見えるようなものでなく、後々にゆっくりと目に見えないものが体を蝕んでいくというのも知っています。とても怖いです。毎日のようにマイクロシーベルトやら数値をテレビで言ってます。通常の何十倍もの放射線量が関東で検出されたとも。それにしてもシーベルトがいつもシートベルトに見えて困る。
この記事を見て下さい。『放射線の話』というサイトです。ここに書いてある文章を少し引用させて頂きます。

ラジウム温泉ラドン温泉には通常の200倍以上の放射線を含んでおり、日本では島根県の池田、山梨県の増富、鳥取県の三朝、兵庫県の有馬などでは40,000倍以上の放射線が含まれています。ほかにも、放射線を含んだ温泉は日本各地に多数あり、特に花崗岩のある所には多いようです。放射線を含んだ温泉は人体に悪影響を与えるほど強くはありませんので、安心して温泉を楽しんで下さい。
日本全国で選んだいわゆる「名水百選」(環境庁が選定)に含まれる水に含まれるラドンの量は平均でも通常の水の20倍を越えているそうです。

何と、健康に良い有馬温泉は通常濃度の4万倍の放射線が含まれてるそうです。つまり、通常の放射線量の何倍だとか何千倍なんて、全然、人体に悪影響を及ぼすレベルではないんです。少なくとも、茨城より東の関東方面の放射線数値は、テレビでも散々言ってるように、健康に害を及ぼすレベルではないんです。勿論、今の時点での話し。これからどうなるか分からないから不安なんですが、それでも、関東で人体にすぐに影響が出る高濃度の放射線量に達する可能性は極めて低いと思います。今の時点ではこれから先の未来に影響を及ぼさないとも思っています。
とにかく、今、テレビやインターネットで情報を見ている我々が、やれ放射能が、放射線がどうだとやたら騒ぎ立てるとか、外に出られないだとか、物資を買い占めなきゃとか、そういう個人個人でプチパニックを起こさないようにしないといけないと思うのです。テレビで放送してるのが見れる大多数の人は安全なんです。そんな私達がパニくってどうする。本気でヤバい数値の放射線を浴びていても懸命に作業している人達や、逃げたくても逃げられない福島の被災者方々に対して、それはあまりに恥ずかしいのではないでしょうか。せめて、パニックになるのなら、本気でヤバイ数字を見てからでも遅くないのでは?そんな事にならないと信じてますけど。
その一方で、放射能汚染の恐怖は日本全土、全てにあると思っておかなくてはなりません。関東より西の東海や関西等は風で飛んで来る放射性物質の濃度は少ないかもしれませんが、土壌や水質が汚染されてしまったら、体の中に入る食品等に影響を受けます。東北地方なんて米どころであり、漁業の盛んな場所。我らが口にする食材の宝庫です。それが放射線で汚染されてしまうのはあまりに辛い。でも、今の時点なら、まだ大丈夫だし、時間が経てば薄まっていくであろうとは思います。だから、私は東北産の食品をこれからも食べますよ。知り合いの福島の人には、震災が落ち着いて復興した暁には何か地元の海産物でも送ってくれって言ってるぐらい。喜んで食べますよ。んなの、日本以外の農薬塗れの野菜とかのがよっぽど怖いわ。タバコ吸ってる人だって、毎日、好きで寿命縮めてんだからさ。日本人全員がほんのちょっと寿命縮まったぐらい、いいじゃないの。
勝手な話ですが、自分1人だったら、絶対、嫌なんですけど、今回の問題は日本人全員に直結してる問題です。だからさ、まだ、怖くないんですよ。皆、一緒だから。頑張ろうな、ニッポン!