『汚れた舌』 第1話。

木曜はドラマが3本(本当は4本だけど『夢で逢いましょう』は私の地域では放送されてない事になってます)あるので、『恋におちたら』と『アタックNO.1』を見た後、深夜にこのドラマを見たんですが、見た後しばらく眠れませんでした・・・・すっごく疲れたのに。つっかれたーーー・・・・・内館ドラマは視聴者の体力をごっそりと奪っていきますね。牧子があの年であんなに生き生きしてるのはそれなのか(妖怪か)

もうさ〜あのオープニング見ただけで体力の半分ぐらい奪われたような気がしたもん。怖い!!あんな怖いオープニングって今までのドラマであったっけ?木曜10時ですよ。今までの内館ドラマでもあそこまで怖いオープニングって無かったよね??いや〜〜内館ドラマを全部見てる訳じゃないので、自信無いんですけど、あのオープニングに牧子の意気込みを感じました。怖いくらいに。いや、怖い。本気で怖かった。牧子ドラマはR-18は無理でも、せめてPG-12には指定すべきだと思う。あんなん子供見たら泣くって。トラウマになるって。
OPで一番気持ち悪かったのが、加藤の顔かなーー。うげって思いましたよアレ・・・・あの中途半端な肉の付き具合といい、あの笑い方といい、生理的に不快です。分かっててやってるなら見事だわ。あと、牧瀬里穂も気持ち悪かったなぁ・・・・・・。それとね。まさか田中圭君がオープニングに登場すると思ってなかったんでビックリしました。でも、オープニングに出てきた時にあまりにいつもと顔が違うので、田中君って分かんなかった・・・・・田中圭君かどうか確かめる為に、もう1回あのオープニング見てしまったんですけど・・・・・あれで残ってた体力を全て奪われましたヨ。『汚れた舌』のオープニングを見るのは1日1回にした方が良いかと。「舌は平気で2枚使うもの」(だったかな?さすがにもう1回確認出来なかったので曖昧ですが;)というナレーションと共に田中君が水からぬっと顔を出して登場するんですが、水から出してる顔と水面に映ってる2つの顔の表情が違うんですよ。二枚舌を表してるようなんですが、水面に映ってる方の田中君は気が狂ったみたいに笑ってるんです。怖い。怖過ぎる・・・・。夜中にトイレに行けなくなるよ!

もうオープニングだけで感想を終わらせたいんですけど・・・・・本編についても一応。感想書いてる今も体力を奪われてるような気が。牧子に養分をあげてる気が。
まぁ、まともな人が出てくるとは最初から思ってなかったんですけど、森口瑶子松原智恵子が初っ端から飛ばし過ぎで大変な事になってました。他のまともじゃない人が霞んでましたよ。第1話からあんなに飛ばしてていいんでしょうか?マラソンなのに100メートル走ぐらいの早さで走ってはりましたけど。
松原は無表情で煮沸したタオルを火バサミで鍋から取り出してる場面が怖過ぎだし(今にも素手を鍋に突っ込みそうでドキドキ)森口は笑顔で息子(田中圭)「お母さんはあの女が大嫌い」て言った後に散々恨み言を言って泣く姿が放送コードギリギリでした。怖いって!!牧瀬里穂加藤浩次のベッドシーンやいちゃつきシーンも放送コードギリギリ。あれも怖かった・・・・。
と、1つ1つの場面ははっきりと覚えてるんですけど、結局、この話ってどういうお話・・・・・・・?って聞かれると答え辛い。あらすじにすると、大した・・・・昼メロのような話なんだけどね。大体、森口瑶子加藤浩次が義理の母子って設定も、飯島直子の母親・松原智恵子が恨んでる父親の仇が藤竜也で、その藤竜也飯島直子が二年間も恋愛関係にあって、それを松原に隠し続けてるって設定も、字にすると昼メロ臭いもん。でも、昼メロには無い、なんというかシャレにならなさというか本気さがあるんですよね〜〜〜内館ドラマって。何でかな?アフリカ民族風音楽が掛かるからかな?(違う)演出する人が牧子の世界観を熟知し過ぎてる所もあるんだろうなぁ。本気なんですよね。全て本気。

今の所、主人公の飯島直子が一番まともそうに見えるんですけど、きっとこれからどんどん壊れていくんだろうなぁ・・・・・・まず、藤竜也との関係があのキチ●イの母親にバレた時の事を考えると・・・・・・ブルブルブルブル。
オアシス的存在の田中圭君が実は一番怖いです。あの息子はベットで涙ながらに「お前でも『結んで開いて』ぐらいならピアノで弾けるだろとパパに言われた」とよくよく考えるとそこまで恨む事か?と思うような恨み言を延々と大声で言う母親の手を優しく握ってあげてたんですよ・・・・。普通はドン引きする筈です。間違いなく彼は普通の感覚を持ってないです。あの母親の血が濃く流れてる筈です。私は彼が一番怖い。そして今後の活躍が楽しみです。