『流れ星』第5話まで。

いつも月9を見る習慣がなくって、今回の『流れ星』も最初はスルーしてたんですが、なかなかドラマの評判が良くて、友人も勧めてくれたので一気に見ました。これは面白い。ビックリした。まず、上戸彩が良くってね。元々、金八先生の性同一障害の生徒役がブレイクのきっかけで、実力はある人なんだろうなとは思ってたんだけど、ここまで良い役者さんだったとは正直驚いております。暗い目が美しいんだわー。1つ1つの所作が梨沙になりきってるのも素晴らしい。もう、上戸彩に恋に落ちそうです。で、その相手役の竹野内豊もいいのよ!切ない表情がすんごい良い。ちょっと歳の離れた竹野内&上戸って取り合わせもいいんだろうねぇ。ロケーションが大好きな江ノ島江ノ電辺りなので風景を見るのもいいし、クラゲの漂う姿も美しくって視覚的にも凄く魅力的。どの回を見ても演出がとても丁寧で久し振りにちゃんと作ってる月9を見た気がします。わ〜〜何で、これを最初から見てなかったんだ!食わず嫌いはよくないのに。十三人の刺客』で凄く良かった稲垣吾郎の悪役も見れるのに!ゴロちゃん目当てで見ようと思ってたのに忘れてたんだよね〜。ゴロちゃんのあの飄々とした魂が篭もってない感じが不気味でいいんだよね。もずく頭もイイ!(笑)
生体肝移植の為の偽装結婚・・・・・・・・金で臓器を買うという立派な犯罪で結びついた健吾と梨沙の間に、この先、本当の愛が芽生えたとしても、そのままハッピーエンドになるとは思えないんですよね。周囲には不幸爆弾ばかりだし。凄くお似合いで切ない2人だけに幸せになって欲しいんだけどなぁ。モズク頭が何やらかすか。モズクにも何かしらの天罰は下るだろうし・・・・・・・・あと落語の男の子は死ぬ気しかしないし。あんま誰かの命と引き換えのお涙頂戴は止めて欲しいんだけどなぁ。逆に下半身がやたらボリューミーで元気溌剌ぅな北乃きいちゃんは死にそうに見えないんだけど。(笑)でも、揺れ動く感情を上手く演じてますよね。マリアの立場になって考えたら、マリアの為に家族がやってる事は全て重荷だもんね。一番、可哀相かも。松田翔太ソフトバンクと変わらない医者役も見どころです。患者に対するのとおとうさん犬への喋り口調が一緒だ。(笑)「ダメだぞ!ジロウ」。

う〜ん、この先、順調に梨沙がマリアのドナーになっても腑に落ちないし、回りに邪魔されたらそれはそれで可哀相だし・・・・・・・・どういう着地点で終わるのかなぁ、このドラマ。無駄に人が死ぬような終わり方でない事を願います。これは最後まで見ないとね。今期、見続けてるドラマ、8本もある。月曜なんて『モリのアサガオ』と2本立てだよ!道理で時間が足らねぇ訳だ。連続ドラマWマークスの山は終わったけど、すぐ東野圭吾幻夜が始まるし・・・・・・・そんで11月20日からBSハイビジョンで10年先も君に恋してを一挙放送するので、それも見なくちゃいけないし。このドラマの上戸彩も良いらしいので楽しみです。イマドキ貴重な超肉食系男子・内野聖陽もね。(笑)

ちょっとだけ2010年スケアメ(ほぼ男子)

スケアメも日本人アベック優勝とはね〜。男子はワンツーフィニッシュだし、日本すげぇなぁ。最近、日本人のスポーツでの活躍が目覚ましくて、こういう所で国一丸で勢いづきたいのに、政治は尖閣ビデオでゴタゴタで夢も希望もありゃしない。中国人船長を中途半端に解放なんてしちゃったから、映像流出した海保職員を曖昧な扱いしか出来ないんだよなぁ。本当はちゃんと逮捕して、裁判で争った方が色々と議論出来るんだけどな。あ、政治の事は置いといて・・・・・・・もうもう、アドリアン・シュルタイスのコーチ・エフゲニー・ルトコフがSPで不在だったのがショックでショックで・・・・・どうやら体調不良だったらしいですが。あの可愛い笑顔の萌えコーチがぁ!!コーチいなくて所在無げなADSLの姿が物凄く切なかったです。もう泣きそうでした。フリーでコーチの姿が映っててひとまずは安心出来ましたが、あのいつもニコニコのコーチの顔が変わってたんで、まだまだ心配だなぁ。早く体調戻って欲しい。またニコニコとぬいぐるみとか持ってADSLに冷たくあしらわれて欲しい。(笑)コーチ復活のフリーで予定にない4回転をこの大会一番クリーンに跳んだADSLは最高に男前でした。カッコ良かった!あと、これからの成長が楽しみな宋楠も良かったな。期待の新鋭アーミン・マバヌザーデもこれから注目していこっと。ケビン・バンデルペレンは30歳まで現役を続けて欲しいと思うのはワガママでしょうか。
織田信成高橋大輔も本来の演技を出来てなかったんですけど、この大会はSPから各選手のジャンプミスがやたら多くって、ちょっと見てる方ももやもやしました。氷のコンデション悪かったのかな?って疑問に感じるほど。高橋大輔があんなにジャンプで乱れるの久々に見た感じ。織田信成は高橋ミス連発で1位確実かと思ったら・・・・・まさかジャンプ構成でトチるとは。コンボジャンプ1つノーカンされたんだよね?確か。あれ無かったら1位だったのに〜変にリカバリーしない方が良かったのに。結果、調子の悪い高橋が棚ボタ的逆転優勝。でも、ジャンプのミスは多かったけど、高橋のステップはどんどん良くなってて、見てて圧倒されますもんね。あのメンバーでの1位は納得かな。高橋のプロの完成形を見るのが楽しみ。女子は村上佳菜子が1位。オメデタイけども、女子はマスコミが好き勝手に煽るから、今からちょっと心配で手放しに喜べないんだなぁ。カナコちゃんには伸び伸び滑って欲しいですな。

次のロステレコムがメンバー的に男子GPシリーズで一番楽しみだったりして。羽生結弦はまたサラっと4回転決めるのかなぁ。ジェレミー・アボットはあの神プロに4回転入れたら、今年一番の良プロになるかもしんない。他にもアルツール・ガチンスキーサミュエル・コンテスティトマシュ・ベルネルなど気になる選手が多いしね。ガチ君はまたあの変プロを怒った顔で滑るんだろうか?ADSL並な謎イーグルも楽しみです。

2010年中国杯

まずは安藤美姫小塚崇彦の日本男女アベック優勝おめでとうございまーす。そして鈴木明子の2位もメデタイメデタイ。いやー日本勢強い!特に日本男子の層の厚さには驚くばかりです。高橋、織田、小塚のオリンピックトリオも凄いけど、若い選手の活躍が目覚ましいですな。特に、NHK杯で4回転を決めた羽生結弦無良崇人と4回転は失敗したけど中国杯で大躍進だった町田樹は大注目です。中でも羽生君は凄い選手になるかもしれませんゼ。既に世界各国の選手から注目されているし、あのジョニー・ウィアーが目を付けてるほど。あ、変な意味に誤解しないよーに。町田君の滑りも楽しいなぁ。ステップが軽やかでイイ。
中国杯男子は小塚君の圧勝でした。これはある程度予想はしてたんだけど、予想以上に小塚君が落ち着いてて、隙が無くってビックリしました。しかしカメラ目線のウィンクに照れを感じてしまうのはご愛嬌ってところでしょうか。あ、小塚は小塚だと妙に安心した瞬間でした。相変わらずスケーティングが綺麗だの〜。今のISUの採点ではこのスケーティング技術の高さっつーのが物凄く重要視されてるので(※それにしてもパトリック・チャンの点数は有り得ませんけど。スケカナが得点インフレ大会にしても、SPで3コケのPちゃんとほぼノーミスの小塚と4点しか変わらんなんて)小塚は優位だろうな〜とは思ってました。特にライバルがブライアン・ジュベールだし。も〜〜〜ジュベールはテレ朝に「4回転アーティスト」なんて寒い異名を付けられてましたけど、あれじゃ取りこぼしアーティストですよ。スピンが全部Lv1だったんですって!?逆に凄いわ。(笑)いやー分かってはいたけど・・・・・中国杯優勝して前人未到のグランプリシリーズ全制覇を成し遂げて欲しかったけどねぇ。でも、得意のジャンプも4回転以外は精彩を欠いてたし仕方ないかもなぁ。4位は残念だ。4回転だけじゃダメなんだけどさぁ・・・・・・まだシーズンの序盤っつーのが救いかな。4回転を飛び続けて絶滅の危機から保護してくれたジュベには頑張って欲しいです。若い人が沢山4回転を跳ぶようになって一番喜んでるのはジュベールじゃなかろうか。だから、SPもFPも両方4回転跳んだブランドン・ムロズの2位は良かったな。ムロズさん、FPのジャンプの鬼構成も凄かったけど、ほぼノーミスで跳び切ったのが超カッコ良かったっす。ムロズさんにしてもチャッキーにしても、ジャンプだけでなく他の要素も良くなってるのがこれから益々楽しみ。若いしね。そんな若い人達が活躍した中で、技術以外で盛り上げてくれたのがトマシュ・ベルネルサミュエル・コンテスティのベテラン勢。何だか2人とも妙にイケメン度がアップしてて、そっちでも驚いておりますが。山賊だったコンテが爽やかになってて目を疑いましたよ。コンテのSPが超楽しいの。指揮者風なんだけどさ。めちゃめちゃ楽しそう。コンテはいっつも楽しそうなんだよな〜そこが大好き。FPは昨シーズンと同じアンデス民謡で「コンドルさんですお\(^o^)/」と氷上でバッサバサと羽ばたいてる姿(優雅でないのがポインツ)の可愛らしいことといったら!さすが嫁が振り付けしてるだけあって、コンテの良さを全面に出してるなぁ。ベテラン勢を観てるとルール改正でのコレオステップ(2回目のステップは自由演技)は良かったのかも。ちなみにコンテのSPはこんな感じ。コーチの驚くべき髭にも注目して下さい。

サミュエル・コンテスティ Cup Of China SP 2010 [ロシア解説]
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ね?可愛いでしょ?始まる前の小芝居と表情がもう!これもっと完璧になった形で見たいな〜。きっと楽しいだろうなぁ。そしてコレオステップで観客を沸かせたといったらトマシュ・ベルネルでしょう。ベルネルの要潤度がいつにも増してたのは気のせいでしょうか。髪型のせいでしょうか。今年の男子プログラムはちょっとしたマイケル・ジャクソン祭りなんですが、その中でもベルネルのマイコーは何だか上品で、でもノリノリですごーくベルネルに合ってたなぁ。本人比でジャンプの自爆が無かったのも良かった〜。いっつも自爆しないかハラハラするもの。点数や順位は置いといて会場を一番沸かせたのはベルネルでした。

女子はSPで点数を抑えられた(あの3-3をDGするなんて信じられん)安藤美姫が逆転優勝したのは単純に嬉しかったです。ジャンプはほぼ完璧だったもんね。安藤らしい演技だったんじゃないかな?ジャンプ以外の要素もこれからどんどん磨いていくだろうしね。鈴木のあっこちゃんはやっぱステップが絶品だな〜見てて本当に楽しくなる。ちょっと悔いの残るFPになっちゃったけど、次が楽しみです。長洲未来は9月まで怪我で歩けなかったのが信じられないぐらい。ポテンシャルが違うな〜。FPはさすがに長時間の演技で怪我の影響が出たようですが。しかし彼女のスピンは絶品だ。見惚れてしまうわぁ。あれで怪我してたなんて信じられんわ。怪我の影響が無くなって通常通りに滑れるようになったら長洲未来が世界チャンピオンになる日も近いかもしんない。いやいや楽しみ。

次はスケアメですか。最近、ドラマを一杯見てるので忙しいなぁ。

2010年NHK杯&ちょっとスケカナ

テレビでは残念ながら地上波のNHK録画しか見れなかったんですけど、いや〜〜大好きなジェレミー・アボットが素晴らしい演技をしてくれたのがホント嬉しかったです。SP、FP共にすんごく良かった!鳥肌立った!!観客を存分に魅了してましたね〜。スタンディングオベーションに涙が出そうになりました。アボちゃん、ずっと頑張ってたからな〜。元々、凄い実力の持ち主なのに、自爆したり採点に恵まれなかったりね。うんうん、観客の反応は正直だよ。でも、シリーズ序盤なのに出来上がり過ぎてるのがちょっと心配。あとキスクラで携帯取り出してツイッターやりだすんじゃないかとヒヤヒヤ。(笑)それと高橋大輔の王者の貫禄っぷりに驚きました。凄いね〜あのプロはまだまだ進化しそう。そんで4回転を難なく軽く飛んでるように見えるってのが嘘みたい。ちょっと前まで大怪我してた人なんだよなぁ。凄いなぁ。後半バテ気味つってもあの運動量ハンパないからなぁ。あのプロが完璧になったらエライ事になりそうです。SPの「う!マンボ!」も違うベクトルで素敵ざんす。アボもシリーズ後半には4回転入れてくるかもしんない。あと、フローラン・アモディオの「エキシビジョンかっ」ってタカ風にツッコミ入れたくなるようなフリーの演技も面白かったです。所々のステップにジュベールの魂を感じつつもそれでいてレベルも取れるのが素晴らしい。(ジュベごめん)いい選手になりそう。この3人の表彰台が超和み系で可愛くてほんわ〜ってなりました。3人とも性格の良さが滲み出てましたね。羽生結弦もあの若さで凄い。これからが楽しみ過ぎるわ。あと、NHK地上波でのSPは1時間の番組だったのに、そこにADSLことアドリアン・シュルタイスの演技を差し込んだNHKの心意気にグッジョブと言いたい。よくやった!・・・・・・・のか?ADSLはぱっと見は普通っぽいんだけど、繋げて見るとかなりおかしい。相変わらずやっぱりヌルヌル滑ってたよー。相変わらずアナウンサーが「独特の世界観」を連発してたよー。FPのロミジュリなんておかしな音楽編集&解釈に頭がグールグルなりました。あのロミオは何考えてんだ?ジュリエット殺してオレ復活!みたいなロミオに爆笑。そして相変わらず可愛らしいコーチ(ヘビ付)に和みつつ。ADSLは期待を裏切らないですなぁ。また軸ブレブレの4回転見たい。同じ4文字のコードネームを持つKVDPことケビン・ヴァン・デル・ペレンがベテランなのに相変わらず無茶なジャンプ構成に挑んでくるのがまた素敵。3-3-3は朝飯前なのかい。もう骨の衣装は着ないのかい?しかし、今回のNHK杯の男子はSPもFPもレベル高かったですね。各選手の個性が存分に出てたし。シーズン初めとは思えない完成度で見応えありました。
その点、女子は・・・・・・・・あんま語りたくないなぁ。(苦笑)誰しも好不調はあるからなぁ。でも、浅田真央って選手はトリプルアクセルとかジャンプジャンプって言われがちだけど、他のエレメンツも素晴らしいんですよね。今は次に向かう発展途上の段階だと信じてます。早く笑顔の真央ちゃんが見たいなぁ。

スケカナは・・・・・・・・・う〜ん・・・・・・・順位に関して文句つけるつもりはないけど、相変わらずのパトリック・チャンのPCS爆上げ加点に納得出来ない。これって昨年のキム・ヨナの時と全く一緒なんだよなぁ。女子に比べて男子はまだまとも・・・・・・・・なんて言えなくなって来るのかな。嫌だなぁ。ただ、パトリック・チャンって選手はスケーティングスキルは本当にお見事なんですけどね。あの吸い付くような滑りとか足元とか、素人目に見ても抜きん出てるのは間違いない。ただ、何回も転んだり、まさかのステップで転倒してても、高得点とかね。ありえねー。他の選手が可哀相になってくるんだなぁ。ま、あんだけ4回転バカにしてたのに、挑んで成功させてる憎たらしさは嫌いじゃないんだけど。(笑)ま、スケカナはチャッキーことケヴィン・レイノルズにハートをがっちり盗まれましたけどねー。SPで脅威の合計13回転でしたっけ?4回転を2回も入れちゃった。FPはジャンプでちょっと崩れちゃったけど、当り前のように4回転決めちゃうのがかっこいい。まだ20歳なんだよねぇ。なんか少年っぽい風貌だからパトリック・チャンより4歳ぐらい下に見えちゃうんだけど、同い年なんだよね。Pちゃん老け過ぎ。チャッキーを見ると、全然違うんだけど、何故か森山未來が頭を過ぎります。何でだろう。あと、昨シーズンの後半に絶不調だった織田信成が復活したのが嬉しいな。惜しくも2位だったけど、織田君、良くなったんじゃない?解説の佐野稔も言ってたけど、試合で4回転決めれたのは良かったなぁ。今シーズンの織田君、楽しみだ。

次は11月5日の中国大会。注目の選手は小塚崇彦ブライアン・ジュベールトマシュ・ベルネルサミュエル・コンテスティも出るよ!女子は安藤美姫鈴木明子長洲未来が登場。これもなかなか見応えありますな。

秋ドラマ 後編

いや〜やっぱ今期のドラマは面白いのが多いですね。ちょっと気持ちに余裕が出てきたせいか、いつも以上に見ています。『SPEC』Q10モリのアサガオは継続して見ています。どれも良い部分もあれば、悪い部分もあるんですが、真面目にドラマを作っている心意気は買いたいです。

『フリーター、家を買う』。2話まで見ました。これは面白い。何でこんなに面白いの?って思ったら脚本が橋部敦子だったんですね。勉強不足でした。今期は何気に大物脚本家が揃ってるなー。これは主人公の世間知らずっぷりにムカムカしつつも、でも、そのダメな部分に少し共感出来てたりして。そして嫌な人物のオンパレードなのに、めっちゃイライラするのに、不思議と見続けられるのは橋部敦子の手腕でしょうかね。でも、主人公含む、家族の面々もその廻りの環境もイヤなヤツばっかだよね。(笑)工事現場の面々が心のオアシスでしょうか。ま〜その憎たらしい主人公を二宮和也が上手い具合に演じてて。こういう二宮君を見たかったんだよね。等身大の男の子。変にイケメンぶった役とかより、絶対、こういう役の方がいい。上手い。役者だわーって感心しました。他の俳優もいいんだよね〜。鬱になる母親の浅野温子も凄くいいし。浅野温子は鬱演技の怖さも凄いけど、そこに行き着くまでの兆が凄く良かった。この辺、演出も凄く丁寧でいいな。これから先は、世間知らずで甘ちゃんだった主人公が、母親の為に奮起して、土木工事という仕事の楽しさを見出して行くんだろうなぁ。3話の予告編で、タイトルの意味が分かりました。そういう意味だったのか。泣けるなぁ。凄くこの先が楽しみ。ただ、竹中直人演じる父親の不倫は必要なかったんじゃないかな〜。あの父親、すっごく嫌な人間なんだけど、言ってる事は殆ど正しいんだよね。その正当性が主人公に突き刺さるんだな。でも、本人が不倫してるっつーのは、あの父親が本当に口先ばっかの悪い人間になっちゃって、そこは勿体無いかなー。ただの偏屈オヤジでいいのに。

黄金の豚- 会計検査庁 特別調査課 -』・・・・・取りあえずタイトル長い。今期はこれと『ナサケの女』で税金モノが二つもあるんだな。どっちも2話まで見ましたが、金豚は国民から徴収された税金の無駄使いを暴いてく方で、やってる事は蓮舫と同じと思っていいのかすら?だから、本来はナサケの脱税よりもこっちの方が国民の共感を得られ易いとは思うんですが、いかんせん脚本がダメダメ・・・・・・設定が無茶苦茶過ぎる・・・・・・・とせっかく篠原涼子主演で脇も面白そうなメンツを揃えてるのに、ドラマとしては全然面白くない。無茶な設定にすんなら、勧善懲悪でスッキリ!って分かり易い話にすりゃいいのに、後味まで悪いときてる。こりゃあ、ダメだわ。大泉洋とか、それぞれのキャラ設定や関係性は面白いんだけどね。ただ、主人公がな〜詐欺の前科ってさすがにそれはまずかろう。で、その詐欺の手腕も全然活かされてないから意味ないし。展開的には『ごくせん』みたいになんのかな。宇津井健もいるし。(笑)で、ある意味真逆なのが同じ税金モノのナサケの女-国税局査察官』です。これは脚本がなかなか面白い。ここの所、ちょっと不調だった中園ミホ復活?でもな〜主役の米倉涼子が、いつもの米倉涼子で、上でも下でもないって感じ。役者としての面白みがない。でも、やたらと米倉涼子がメインっつーか、米倉涼子しか出てなくね?ぐらいに他のキャストが生きてない。エキストラ状態じゃない?アレ。(笑)その割には脇のキャストが多過ぎ。あんなにイランだろ〜。でも、いいとこ揃えてんだよね〜。塚本高史とか勝村政信とか、小市慢太郎鈴木浩介夕輝壽太・・・・・・ここに泉谷しげる武田鉄矢ってこの脇の布陣がいるからこそ、このドラマ見たんですけどね。しかも武田鉄矢がオカマバー「鉄子の部屋」のママ役だとか!いつもは米倉涼子のドラマってスルーなんですけど、ここらへんの面白そうな面子のお陰で見たドラマなのに、やっぱり米倉涼子全開で。(笑)柳葉&飯島のトレンディコンビですら「無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッアア」って感じに終わってて勿体無いったらないですよ。武田鉄矢のオカマバーのママは武田鉄矢が女装してるってだけだしなぁ。アレはちょい期待ハズレ。でも、ドラマとしてのストーリーは良く出来てるし、それなりに爽快感もある。ちゃんとお仕事ドラマって感じもするし、期待は持てそう。脚本が致命的に面白くない金豚と、脚本はいいけど、キャストの無駄遣いのナサケ。両方まとめて1本にすれば良い作品になるかもしんない。『黄金の豚』は改善の余地が無さそうなんでパス。裏の『刑事定年』見たいと思います。『ナサケの女』は脇キャラが立って来たらまだまだ面白くなりそうなんで継続します。来週の小市&米倉の偽装夫婦に期待大。そこ鈴木浩介勝村政信でも面白いかもしんない。こーゆーとこがこのドラマ、贅沢なんだよな。ちゃんと使ってね。

あとは、連続ドラマWマークスの山とBS朝日の『刑事定年』も見てます。『マークスの山』は原作未読で映画は見たんですが、映画が訳分からんかったのに対して、このドラマはちゃーんと作られてる。今のところ、すんごい面白いです。先が気になって気になって。でも、映画観て中途半端に先を知ってる自分が悔しい。(笑)さすがWOWOWは外さないですな。しかし、WOWOWNHK同様、同じ役者ばっか使い過ぎなのはちょっと気になりますけどね。まぁ、NHKとかWOWOWに進んで出る俳優さんって限られてるのかもしんないけど。でも、逆にそれが役者の演技の下手さで引っ掛かるとか無くていいのかもしれません。『刑事定年』は主演の柴田恭兵と脚本の鎌田敏夫に惹かれて。これがなかなか面白かったです。ま〜〜同じセットでずーっと話が続く低予算なドラマではあるんですけど、定年してずっと家にいて嫁から煙たがられてる刑事って設定がまず面白いし、それを柴田恭兵がやってるっつーのが面白いです。定年刑事の自宅と警察との電話でのやり取り犯人か犯人でないかが二転三転したり、1話ゲストがかたせ梨乃だったので、なんか『行列48時間』を思い出しました。あんなホッコリと笑える感じです。これも継続決定。

視聴継続決定したのが、丁度、各局1本ずつなんですよね。モリアサはテレ東、Q10は日テレ、フリーターはフジでナサケはテレ朝、SPECはTBSであとはWOWOWBS朝日。各局制覇してる。(笑)うーん、多いなぁ。でも、評判の良い『流れ星』も見たいような。いつも月9はスルーなんですけど、今回のはちょっと気になって。稲垣吾郎ちゃんの悪役も見たいし。あと興味のない題材だけど、セカンドバージンも気になりだして来ました。うーん、体がもたんぞ、こりゃ。

秋ドラマ 前編

今、現在で半分ぐらいはスタートしたでしょうか?まだ始まってもないドラマがある中で『SPEC』はもう2話目が終わったんだよなぁ。しかし、ドラマ枠やたらと多くありませんか?この不景気なのに、制作費と時間が目一杯掛かりそうなドラマがこんなに増えてるってテレビ業界は不況じゃないの?(笑)深夜も入れたらエライ数になりそうですよ。オマケにフジは日曜9時に新しいドラマ枠まで作っちゃって。TBSとモロ被りなのに止めて欲しかった・・・・・・・・・・日曜は『獣医ドリトル』を録画して『パーフェクト・リポート』はリアルタイムで見るつもりにしてたけど、遠方から帰るのが遅くなって、結局、『獣医ドリトル』しか見れませんでした。せめて、10時にずらすとか出来ないもんかな。あ、でも日曜10時はWOWOWの連続ドラマWがあるから、それとも被ってヤだな。この日曜から連続ドラマWは『マークスの山』が開始されたんだけど、うっかり録画し忘れたので、次の再放送でじっくり見たいと思います。やっぱWOWOWのドラマは面白い。被ってるといえば、火曜の10時の『ギルティ〜悪魔と契約した女』と『セカンドバージン』もか。どっちも興味のない題材なんで見ませんでしたが。NHK土曜ドラマが無くなったのが寂しいなぁ。また復活すると信じています。

見たドラマから。『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』ですが、おや〜?ケイゾク2の文字が取れてるぞ〜?って何か、TBSが「あれは誤報だった」とかぬかしてたのがスゲー腹立ちましたが、ま、初めから外伝って括りだと思ってたので、あの世界観にもう一度巡り会えたのは単純に嬉しかったです。も〜最初から飛ばす飛ばす。堤幸彦炸裂って感じでした。まずTHE RICECOOKERSの主題歌がカッコ良過ぎる。あれでハートを鷲掴みまくリングですもの。チキショー、まんまと術中にハマってるな。でも、この世界観は大好きだ。そして『ケイゾク2』でない安心感。(笑)戸田恵梨香加瀬亮も世界観を崩さない演技でいいんじゃないでしょうか。ただ、男女コンビとしての萌えが無いのは残念。それはこれからかな〜?と思いつつも、ちょっとこのドラマで2人のコンビとしての面白さは期待しない方がいいかも?と2話まで見て思ってます。うん、こういう萌えってトコトン信頼関係があるか、トコトンツンデレかでないとね。男女コンビはなかなか萌えないね。で、ストーリーは・・・・・・う〜ん、あんまり真面目に見ない方がいいよね。まず推理モノとして見ちゃダメだ。それは『ケイゾク』の時からそうだったけど、今回は特殊能力云々が関わってるので、もう別次元の話として見ないとね。1話の上川隆也なんてあんな特殊能力があったら、わざわざリスクを犯してあんな大勢の前で殺さなくてもいいんじゃない?って思っちゃうしねぇ。2話の山内圭哉は殺人と特殊能力の因果関係は無かったとは思うけど、あの殺人のトリックも酷いしね。(苦笑)真面目に推理モノと思って見ちゃイカンな。そーゆー理屈抜きで、あの妙な世界観を楽しんで、釣られる人だけが楽しめるという作品ですね。開き直って作ってるのが潔いかも。WOWOW深夜ドラマの『超人ウタダ』とか『SOIL』とかあんな感じか。入り込める世界観さえ、きっちり作ってくれれば、あとはどんな矛盾があろうと、大風呂敷広げっぱなしで終わろうともついてきますよ〜って本当、一部の人限定のドラマだな。それを真っ当なドラマ枠でやるTBS。ここは評価してもいいんじゃないかな〜?DVDは売れるんじゃない?今、バラエティー番組ですらどこもかしこもDVD出す時代だし、この不景気にそういう制作費の回収方法があってもいいんでないでしょうか。ホント、一部地域限定の作品だわ。

医龍3』は初回2時間越えのSPで開始って力の入れようが半端ないね〜。これは期待を裏切らないというか、そのまんま『医龍』でした。期待の上を行くものでもなく、下を行くものでもない感じ。ただ、私だけかもしれませんが、若干、あのケレン味過ぎる世界にお腹一杯感はありました。何故、廊下をV字に歩く。渡り鳥か。何故、裸で太極拳。それでも阿部サダヲの荒瀬とか濃いキャラクターを見るのは楽しいしなぁ。佐々木蔵之介の名物解説もより力が入ってます。キワ麺!ただ、最近のクラノスケは水分が足りないような感じがするのですが気のせいでしょうか?解説過ぎて唾液で奪われてるとか。あ、でも、サダヲってもうすぐ大人計画の舞台じゃなかったっけ?この先グっと出番減るんんじゃないかな?つーか、それ知ってたんで、1話でもしかして荒瀬死ぬ?と思ってちょっと焦りましたが、そこは金髪が1ミクロンも似合わない遠藤憲一のお陰で命拾いしたようで。あれは間違ったエンケンの使い方じゃない事を祈りたいけど・・・・・・・振り返った金髪エンケンのアップに爆笑してしまいましたよ。何でここでエンケーン!何で金髪ーーー!って。外国人患者の受け入れ問題とか医療費問題とか医療訴訟とか、現代の医療も問題点を押えつつも、やっぱり医龍医龍だな〜って岸辺一徳見て、なんかもうそんな問題とかどうでも良くなりました。この先はカテーテルVS外科手術の構図でしょうかね〜。獣医ドリトル。これはな〜この世で一番好きな漫画が『ブラックジャック』な私にはちょっとこの原作漫画自体に異議を申したい部分はあるんですが・・・・・・・・人間が動物になっただけでキャラ設定がブラックジャックと丸まんま一緒ですからねぇ。でも、まぁ、気楽に見る分にはいいかな?ただ、2、3話抜けて気付いたら最終回でも何ら問題ないような。動物が可愛い〜とか、猫ロボに幾ら掛かったのかしら〜とか気になる部分はあれど、良くも悪くもなく、飛び抜けた印象はなし。ま、ちょっと大人でクールな小栗旬はカッコイイとは思うけどさ。でも、専門用語がめちゃくちゃ多くって台詞言ってる感が強いのが気になるかなぁ。もうちょっと簡単な台詞に出来ないもんかな。裏の『パーフェクトリポート』は残念ながらパスです。だから被んなって。

Q10は始まるのを楽しみにしてました。勿論、木皿泉脚本だからです。コエンザイムではなく「キュート」って読むんですね。知らんかった。これは良かったな〜。手放しに褒められない部分もあるんだけどね。校庭から叫んで「SOS」をヘリコプターに伝えるっていうのは唐突に感じたし。そこまで主役とQ10と柄本息子以外の生徒達の描写が殆ど無かったしなぁ。あれがもうちょっと他の生徒の結びつきやキャラが描かれてたら感動的だったかもしんない。あと、所々の良いシーンの為にストーリーに無理が生じてる部分もちょっと気にはなるけど、まぁ、何でもかんでもリアルだったらいいって訳でもないし。相変わらず一つ一つの言葉やシーンが深いな〜。その積み重ねのボディーブローで、うっかり何でもないシーンで泣きそうになるんだな。ロボットのQ10が日常生活で当り前に感じている事に対して、当り前じゃない提議を投げかけることで、今まで疑問にも感じなかった事を改めて考えたりして、回りの人々ががどんどん影響されて変わってくんだろうね。主演の佐藤健君はちょっとあの役にしては爽やかさに欠けるし、高校生にしては疲れた顔が気になるんですけど、まぁ、これからQ10との関わりでどんどん魅力的になってくんじゃないでしょうか。Q10前田敦子は、ロボットにピッタリじゃない?あの容姿。容姿的に完璧!っていうんじゃなく、限りなくリアルで人間っぽいロボットを作ったんだけど、若干作り物臭い部分は抜けませんでした〜っていう感じ。物凄く説得力あるんだわ。ハマリ役じゃないかな〜。可愛いし。あと、池松壮亮君が素晴らし過ぎる。あの容姿で演技も上手いってどうするよ。そしてホリプロ。(ここ重要)これからポスト・妻夫木聡どころでは収まらない恐ろしい存在になるんじゃないかな。細田ふみひこは高校生役大丈夫かな〜って思ったけど、変な役でそれどころじゃなかった。(笑)柄本時生はいるだけでずるい。あんなの普通の俳優が勝てる訳ないですよ。あとは蓮仏美沙子とか福田真由子とか生徒役がとてもイイ感じなので、もっと他の生徒にスポットが当たるとより面白くなるんじゃないかな〜。爆笑問題田中裕二の使い方も上手いし、その母親の白石加代子は卑怯だし。薬師丸ひろ子もイイ感じだな〜。今回の浅丘ルミ子枠ですね。うんうん、続きが楽しみだわ。これは最後までチェックしたいと思います。

秋ドラマでは『SPEC』の次に気になってたのがモリのアサガオ。原作は未読です。これも面白かったな〜!続きが気になって気になって。何より毎週、ARATAを見れる贅沢が。(笑)長髪+髭で浅野忠信風だったり、ピンポンのスマイル風だったり、死刑囚らしい短髪だったり、色んなARATAが見れちゃうぞーってお得なドラマでもあります。ま、それはさておいて、これは物凄く真面目に作られた良質な人間ドラマになるんじゃないかな。まさかテレ東がこれをやるとはね〜。ただ、テレ東は系列が限られてて、見れない人も多々いると思うと残念ですが。その点考えると、NHKは強いなー。日本全国どこからでも見れる。だからこそ、NHKにはこういう作品を作る意義があるんだけどさ。最近のNHKのドラマってネタ化してたり、よく分からないタレント使ったりと、ちょっとガッカリだった分、テレ東が奮起してくれましたヨ。その心意気、大いに買いたい。最後まで見るからねー。内容的には、いつ訪れるかも分からない死刑を待つ死刑囚達のそれぞれの生き様と、その死刑囚と関わる刑務官の葛藤、そしてARATA演ずる渡瀬満が起こした復讐劇の謎と、渡瀬と伊藤淳史演ずる主人公・及川直樹との心の交流を描いていくんでしょうね。これはどの視点でも面白そうで、そして切ない。死刑が決まっている人々とそれと関わる人々の話だから、否が応でも死が付き纏うんですもの。どうやったって切ない。また、死刑囚の面々がいいメンツ揃えてんだわー。柄本明温水洋一中村獅童六平直政・・・・・・・・六平さん、速攻で死んじゃったけど。あれ、後々死の影をより感じる事になって六平さんの死はすげー効果的なんだな。まだ、大倉孝二や、平田満石橋凌も出るみたいですね・・・・・・濃いぞ。この辺、ただ悪い人でも、ただ良い人でもいけないので、絶妙なメンツが揃ってると思います。刑務官に塩見三省がいるのも憎い。も〜この俳優陣見てるだけでも満足なのにそこにARATAですよ。どうしてくれよう。主役の伊藤淳史君は、いつも通りの望まれたまんまの伊藤淳史なんだけど、よくよく考えると、彼らの若い世代で、あそこまで誠実を身に纏った人もそうはいないので、彼はあれでいいんじゃないかなぁと思います。変に色んな役をこなすんでなく、伊藤淳史がやるべき役を演じていくのが彼の俳優としての意義なんじゃ。そういう意味で、今回の役もピッタリです。あー結末が分かってるので、今から切ない。でも、楽しみだ。

ここまでで早くも『SPEC』、『Q10』、『モリのアサガオ』の3本は最終回まで見るの確定。まだ、『マークスの山』があるのに〜。どうしよう、これ以上増えたら。でも、こんだけ見応えあるドラマを多く見れるってのも贅沢で嬉しいな。忙しい秋になりそうです。

お久し振りです。

いやあ、この日記を自分で覗く事自体が久し振りです。一ヶ月半は完全に放置状態でした。何があったかというと、この不況で会社が潰れそうになる事態になり、てんやわんやでした。ここ、1、2週間でようやく契約が取れて首の皮一枚繋がったけども、まだまだ予断を許さない。ホント、この不景気がモロに響く業種なので勘弁して欲しいですよ。昨年までは小康状態だったんだけど、今年に入って一気にガーンと下がってね。で、8月になっていよいよヤバイという事に。もーさー政治とかそんな詳しくなりたいとも思わないんだけど、民主党さんの失策続きには本当に嫌気が差してます。つーか、タイミング悪過ぎだよな〜あの中国問題。まさか小沢の差し金じゃ・・・・・・ごにょにょ。ちょっと景気が上向きになるかな〜?って思った所でタイミング見計らったように必ず急降下させてくれます。いやだ、そんな奈落の底に落ちそうなジェットコースター。国民も安心して金使えませんわなぁ。
まぁ、そんな感じで、日記書くどころじゃなかったんですが、やっと仕事も入って役所関係の手続きも終えて落ち着いたので、通常の生活に戻りたいな〜っと。もうすぐ、フィギュアのNHK杯もあるし、秋のドラマも続々と始まってるしね。今年の秋ドラマは面白い!